結果発表
2019/09/24 10:00

ふるさとテレビ 第13回 御国自慢ふるさとコンクール

応募作品数:約800点
受賞作品数:89点
主催:特定非営利活動法人ふるさとテレビ
※ここでは、上位12点をご紹介します

ふるさとテレビ大賞

入江の夕映え
加藤みちよ
入江の夕映え
作品コメント
小さな入江の漁港を照らす真っ赤な夕日。静かな海面はさざ波一つなく空と一体になっているようです。日没直後の薄明かりの時間帯。いわゆるマジックアワーの柔らかい光線で光と影の微妙なグラデーションを描きました。普通の漁港が特別な場所になりました。

会長賞

これがジュェエリーアイス
紅露雅之
これがジュェエリーアイス
作品コメント
うず高くもりあがった宝石の山? 朝日に輝く氷塊なんですね。北海道、十勝・豊頃町で厳冬期にあらわれる自然の贈り物。海に流れ出た十勝川の氷が波にもまれて浜辺に打ち上げられたもの。何でもない氷の塊が、光線を見極めた作者の腕で見事に輝きました。

理事長賞

絶景 紅葉舞う
内藤博臣
絶景 紅葉舞う
作品コメント
大迫力! 紅葉、黄葉舞う中を進む山車。愛知県豊田市の挙母祭り。巨大な山車が紙吹雪とともに練り歩きます。祭りのハイライトを望遠レンズで切り取りました。

特別顧問賞

錦織りなす
北澤敏男
錦織りなす
作品コメント
1本の太い幹から伸びる色とりどり鮮やかな紅葉に力強い生命力が表現されています。
長野県池田町大峰高原の推定樹齢250年と言われる「七色大カエデ」。近年、パワースポットとして多くの人が訪れるのも納得です。
小澤 宏
楔
作品コメント
「見ているだけで凍りつきそうな滝行」と小澤さんはコメントしています。金太郎がこの滝の水で産湯をつかったと伝えられる神奈川県南足柄市「夕日の滝」で気合を入れる男たち。氷や岩のモノトーンの中に人間の肌色がいいコントラストを見せています。
能登の棚田夜景
成田輝夫
能登の棚田夜景
作品コメント
暗い斜面をうねるように輝くイルミネーション。光の曲線は田の畦にそっています。農業にたずさわる人々の勤勉さが伝わります。石川県輪島市「白米千枚田」。画面左下に人物を配し、田んぼのスケールを表しています。
那覇ハーリー
仲程梨枝子
那覇ハーリー
作品コメント
沖縄各地で催される勇壮なハーリー競漕。中でも大型の舟で競う「那覇ハーリー」の迫力ある様子を捉えています。望遠レンズの使い方が的確で、漕ぎ手の表情や高揚感もわかります。
男たちの勇姿
渡辺保彦
男たちの勇姿
作品コメント
燃え盛る火の中に飛び込んで「神木」を取り出そうとする男たち。思わず「危ない」と言いそうになります。愛知県西尾市の「鳥羽の火祭り」。「すずみ」と呼ばれる大松明は高さ7mもありますが、一部を写し取ることで全体の雰囲気を余すところなく伝えています。
棚田を駆ける
鈴木文代
棚田を駆ける
作品コメント
田園風景を走るのどかなサイクリングかと思いきや、三重県と和歌山県にまたがる熊野地域を4日間に渡り駆け抜ける「ツール・ド・熊野」の1コマ。丸山千枚田はレースのハイライト。美しい田んぼと駆け引きをしながら走るレーサーたちの対照が面白い。
轟音
橋本直子
轟音
作品コメント
手が届きそうな所を飛ぶ旅客機。子どもたち歓声が聞こえてきそうです。手前で寝転んでいる男の子がいいですね。大阪府豊中市の伊丹空港。こんなに間近で飛行機を撮影できる場所は少なく、全国から飛行機マニアが集まるそうですが、マニアの写真とは一線を画した作品です。
流氷の海
庵原政章
流氷の海
作品コメント
流氷が押し寄せる知床半島羅臼沖、漁を終え帰港する漁船。悠然と舞うオジロワシ。厳しい北海道の冬の情景をシャッターチャンスよくとらえています。流氷の上で翼を休めるワシたちの姿に和みます。
されど又兵衛桜
小林宏充
されど又兵衛桜
作品コメント
暗い森を背景に浮かび上がる見事な枝垂れ桜。推定樹齢300年の古木とは思えない花盛り。人物をうまく取り入れて桜の木の大きさを描写しました。戦国武将後藤又兵衛の屋敷跡にあることから「又兵衛桜」と親しまれているそうです。
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