結果発表
2021/07/16 10:00

2020 ふるさと鬼無里発見フォトコンテスト

応募作品数:122点
受賞作品数:5点(入選を除く)
主催:鬼無里観光振興会

最優秀賞

雨の奥裾花渓谷
徳嵩正美
雨の奥裾花渓谷
審査コメント
奥裾花渓谷特有の仰ぎ見る大岩盤に筋状に息づく落葉樹。色とりどりの紅葉が岩盤の天頂から放射状に延び、大きなスケールをもって迫ってきます。上部に漂う霧がアクセントを添え、雨の日のしっとりとした感じが再現されました。

優秀賞

素敵な家族
下山哲司
素敵な家族
審査コメント
中央の男性の還暦祝いで鬼無里に来訪した家族とのこと。ありきたりの記念写真から一歩進み、元気さを演出した躍動感あふれるショットです。中でも一番高くジャンプしている主役はじめ全員の笑顔がまさに“素敵”。広々とした鬼無里の山里を背景に、逆光ながら手前に写る影が効果的で、表情が黒くつぶれなかったこともよかった。
晩秋の山道を歩く
中川 満
晩秋の山道を歩く
審査コメント
奥裾花自然園に通じる山道。黄一色に彩られた中を、キノコ取りでしょうか腰にびくを下げた二人連れが秋を満喫している雰囲気が伝わってきます。手前、左右の樹林から向こうの林まで奥行き感が出ました。

審査員特別賞

観音堂のもとで
井出利久
観音堂のもとで
審査コメント
一昨年の当コンテストの最優秀賞と類似していますが、営々と歴史を刻む観音堂と今年も花を咲かせた桜に、悠久の時の流れを感じます。腰をかがめ豆トラで畑を耕すお年寄りの姿は、少子高齢化の現在を記録した貴重な一枚でもあります。
紅葉の木道を行く
草場洋介
紅葉の木道を行く
審査コメント
奥裾花自然園、ミズバショウ園地内の木道と紅葉の木々をモチーフにまとめました。同じアングルで出品した横位置の方が紅葉のボリューム感があったものの、点景人物がこの作品より小さく、こちらに軍配があがりました。撮影時期が早めなのか、やや染まり具合が物足りないのが惜しまれます。
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