福山大学建築学科「高校生デザインコンペ 2018」《学生限定》
受賞作品数:5点(佳作を除く)
主催:福山大学工学部建築学科
最優秀賞
緑をシェアする家
佐藤惟吹(静岡県立科学技術高等学校)
- 審査コメント
- 最優秀案は、「緑をシェアする家」でした。近未来の設定として、地球温暖化とヒートアイランド現象による気温上昇への対策として屋根、壁、床などを緑化し、それをシェアする提案です。平面構成として、正方形の建物の中に各個室を自由にランダム的に配置し、芝生を敷き詰めたLDKを共用スペースとして設けています。中央部分には、ダイニングテーブルのある居住者共用のスペースがあり、その一方で、各個室に角度を与えて配置することによって一見残存スペースのように思われる「プライベートな落着きのある空間」が生まれ、それらは緑の芝生によって繋がっています。さらに、外壁を緑化し、入居者だけではなく家の前を通る人に対する癒し効果も提案され、総合的に優れた作品として最優秀案に選定されました。個室の壁と外壁間に生まれた残存スペース的な落着きのある空間に対する提案があれば、さらにも魅力的な作品になったでしょう。(審査委員O)
部門B:図面、CG等によるビジュアル表現による設計の提案
優秀賞
趣味が生むつながり ~卓球のモニターシェアハウス~
川西叡裕(岡山市立岡山後楽館高等学校)
Connect ~世界とまち、まちと人~
谷本小雪(岡山市立岡山後楽館高等学校)
部門A:文章とスケッチ・写真等を主体としたアイデアの提案
優秀賞
プロスキルシェアハウス
朝倉優輝(静岡県立浜松工業高等学校)
育児のシェア
冨田勇樹人(静岡県立浜松工業高等学校)