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結果発表
2017/07/10 10:00
第23回 酒田市土門拳文化賞
写真・フォトコン
応募作品数:143点
受賞作品数:4点
主催:山形県酒田市
酒田市土門拳文化賞
横須賀ブルー ペルリ164年目の再上陸を想起する
ストラーン久美子
(カラー30枚組)
審査コメント
「1853年(嘉永6年)アメリカ使節ペリー艦隊を率いて浦賀水道に来る。翌年ペリー久里浜に再び来る。日米和親条約を締結する。」と歴史教科書には記してある。
ストラーン久美子さんの「横須賀ブルー」はこの大テーマの今を横須賀周辺で映像化した。
久美子さんは高校生の時に渡米し20年間アメリカにいたという。帰国後、座間基地で13年、今は横須賀の基地で10年働き、実感した日米のカルチャーの違いを米兵や日本人に教えている。
自宅の窓から沖を行く黒船が見える。基地内の撮影は許容範囲の中で写せるという利点を生かしている。
写真歴は4年足らず。何処にも応募せず、満を持して、今回土門拳文化賞に応募した。はっきりとしたポリシーを持って写した写真は強い。お世辞にもいい写真がたくさんあるとはいいがたい。それ以上に、写真の実在性やリアリティがある。(藤森 武)
酒田市土門拳文化賞奨励賞
現在(いま)を生きる
高田啓一
(モノクロ30枚組)
審査コメント
写真は「時間」を伝え、語り、万人に思索を深めるメディアである。作者は写真家であるとともに(退職したとはいえ)どこまでも「教師」であり、聾学校の教え子たちの前向きに歩む姿を優しく見つめている。鳥取県内だけでなく、移り住んだ地も訪ね、素朴な撮影ながらそこで生きている証をしっかり刻印した。人と風景が静かに寄り添った写真はこれほどまでに美しいのかと思わせる労作である。(大西みつぐ)
モノクロのブルース
上出優之利
(モノクロ30枚組)
審査コメント
作者は音楽畑の方であり、写真のキャリアは決して長いわけではない。しかし、ある種の勘どころ、いわばリズミカルな身体の動きに任せスナップショットとして「いま」を鷲掴みにしている。東京の繁華街を中心に連なる荒々しくエキセントリックな光景は、社会風俗の記録に留まらず、この時代、この国がどこに行こうとしているのかという本質的な問題を私たちに投げかける。こうしたエネルギッシュな仕事もまた写真ならではの表現だ。(大西)
お良(りょう)さん
岡田 治
(カラー30枚組)
審査コメント
なんとたおやかな写真群だろうか。写真プリントとして美しいということもあるが、ここに写っている「お良さん」の笑顔は、大正、昭和、平成という時代を貫く、人の誠実な暮らしぶりが滲み出ているところの見事な美しさだ。野良仕事、こんにゃく作りなど、懐かしい風景に写真を見るすべての人が目を細めるだろう。何度も通い、身内同然に接し「人間」をとらえてきた作者の努力が光る。写真も暮らしもこうした淡々とした積み重ねから成り立つもの。(大西)
公式ホームページ
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