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結果発表
2024/07/31 10:47
第23回 CSデザイン賞 学生部門《学生限定》
プロダクト・商品企画・家具
建築・インテリア・エクステリア
学生向け
主催:株式会社中川ケミカル
応募作品数:257点
受賞作品数:11点
金賞
かがやき
白石水遼(多摩美術大学 グラフィックデザイン学科)
作品コンセプト
象の鼻パークは、海岸沿いに位置し、ペリー提督が初めて横浜に上陸した歴史的な場所です。この地は横浜における最初の本格的な波止場として、その後多くの外国船が寄港するようになり、対外貿易や国際交流において重要な役割を担いました。かかる歴史的背景を有する象の鼻パークを、「歴史と未来をつなぐ象徴的空間」とするコンセプトのもと、海をモチーフにしたガラス面のデザインを考えました。海は横浜の発展において極めて重要な要素であり、異文化交流の象徴でもあります。作品名「かがやき」は、海が持つ輝きと交流の意義を強調し、世代や国境を超えた交流の場としての象の鼻パークが永続的に輝きを放つことを表現しています。
銀賞
自然の錯覚
杉本和優(大阪モード学園 インテリアコーディネーター専攻)
作品コンセプト
場所を見ると周りに高いビル群などがない開けた場所に今回の建物があり、気候や気温の影響を受けやすい場所だと思った。長年気候変動の問題もあり暑かったり、寒かったりの差が1日で大きく変わってきている。そこでこのような奥に行く度に気温が上がっていく錯覚を利用した立体気温グラフのようなデザインを作った。この鮮やかなグラデーションをバックに。今の気温の色を指さしたり。奥に続いていくトリックアートのようなこの場所が新しいフォトスポットになる。
HANA
加藤花苗(桑沢デザイン研究所 ビジュアルデザイン専攻)、安田存人(桑沢デザイン研究所 スペースデザイン専攻)
作品コンセプト
芝生の丘と一体化し、ひょっこりと現れたような象の鼻テラス。
多種多様の花が咲く、「象の花」テラスに。
異なる文化が入り乱れ、多様な国の多様なアートをつなぐ発信地としての空間を、ユニークな花たちが彩ることで、文化芸術情報都市としての新たな可能性を生み出します。パッと目を引くインパクトのあるデザインが、テラスの周囲に集う人々の、新しいコミュニケーションの花を咲かせることを願って。
銅賞
Shower
本多栄亮(明治大学大学院 建築・都市学専攻)、大橋真色(東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻)
作品コンセプト
長い時の流れとともに変わる港の風景を眺めてきた「象の鼻」。そんな歴史を纏った「象の鼻」から放たれる水がガラス窓にうちつけられ、色とりどりに輝きます。弾ける水の花が港の光と戯れて、広場に新しい風景を生み、遠くから眺めると、そこにはじっと見守る象の姿が…。
空間中の空間
張 雅文(國立雲林科技大學 視覺傳達設計系)
作品コンセプト
象の鼻テラスは、芸術とエンターテイメントが融合した場所であり、横浜市の「文化芸術創造都市」のビジョンの一環です。したがって、この空間に訪れる人々に新しい体験を提供することを目指し、平面ガラス窓の錯視を利用して立体的でインタラクティブな空間に変換することで表現されます。このような設計を通じて、通り過ぎる人々が作品の一部となり、空間の次元を拡張し、歴史、文化、芸術、そしてエンターテイメントが融合したこの場所で出会い、知り合い、驚きと楽しみの果てしない探求をすることを可能にします。
まざりあい
仙田向日葵(慶應義塾大学 環境情報学部)
作品コンセプト
水に溶け込む色たちは、まざりあいながら様々な形を創り出す。悠々と泳ぐ鯉のように、新たな世界へ旅することを夢見る場所こそ、横浜だろう。
様々な個性を持つ人々が各々の色をありのままに映し出せる場所。そこでの交流を通して、何かを越境していくような新たな文化が生まれていく。その様子を、水に溶け出す絵の具をイメージし、マーブル模様によって描かれる鯉で表現した。
入選
SOU-ZOU
菅原 幸(香川県立高松工芸高等学校 デザイン科)
作品コンセプト
私は、象の鼻テラスで楽しみ、交流する人々の写真からカラフルな人々のエネルギーを想像した。このデザインは、たくさんの人たちがアートを通して出会い、文化交流が行われ、横浜の未来、新たな文化が創造される場である。象の鼻テラスに少しでも多くの人が「あそこなんだろう? なんだか気になる! 楽しそう!」と思って足を運んでほしいという思いから生まれた。
ブルーホーミー
泊 文乃(名古屋モード学園 グラフィック学科)
作品コンセプト
ブルーホーミーは、空と海の共生関係を デザインしています。青い色調の洗礼された空間で、マンボウと海鳥のようにここで多くの人々が出会い、繋がり、新たな文化を作り出すことを願っています。
共感を呼ぶ木
邱 郁晴(國立雲林科技大學 視覺傳達設計系)
作品コンセプト
多様な文化の融合を象徴するため、象の鼻の形状を持つ波止場の風景を茂みの大木にたとえ、その木には純粋な三原色の果実が互いに混ざり合い、世界が異なる美しい文化を育んできたことを象徴しています。
会うために動く
神田耕匠(多摩美術大学 グラフィックデザイン学科)
作品コンセプト
何かに出会うために人や物事が動き、流れが生まれる。そんな意味を込めて、黄色の印に集まるようにドットが動き、流れができるビジュアルを制作した。離れて見てもこの場所が中心となり視線が向けられる、目印のようなデザイン。
不可抗力
西川 善(大阪モード学園 インテリア学科)
作品コンセプト
伸び切った花の茎がガラスのひび割れのようにも見える。
公式ホームページ
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中川ケミカル
CSデザイン賞
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