結果発表
2026/02/10 10:00

第10回 トチギ・デッサングランプリ(送付型)

主催:文星芸術大学トチギ・デッサングランプリ実行委員会

応募者数:452名(石膏デッサンの部:106名/構成デッサンの部:346名)
受賞作品数:4点(石膏デッサンの部:2点/構成デッサンの部:2点)
石膏デッサンの部

大賞

箱守優衣(潤徳女子高等学校)
審査コメント
パジャントの優美な表情がデリケートに追えています。柔らかな空間感が魅力です。もう1ポイント強く迫る描写が入り込めるとさらに良いでしょう。(多田夏雄)

準大賞

清水アロハ(常葉大学附属菊川中学校・高等学校)
審査コメント
ブルータス像の持つ重厚感や存在感がよく表現されています。画面にバランス良く配置されており、光源を意識した陰影のつけ方が巧みで、視点が安定しています。手前の肩の描写には光が当たっているだけでなく、もっと踏み込んだ表現が必要です。今後は、ブルータス像特有の、わずかに眉間に寄せられた皺や口元の表情など、さらに像の持つ「人物像」や「感情」を読み解き、それをデッサンの中に表現していくことで、単なる石膏像の模写から一歩踏み込んだ表現へとつながるでしょう。今後の作品も楽しみにしております。(繁村 周)
構成デッサンの部

大賞

武井そら(大分県立芸術緑丘高等学校)
審査コメント
手の形状を正確に捉え、立体的に表現され、関節や指の微妙な形の変化を捉えています。二つの手の位置関係や奥行きも微妙な明暗で表現され、また、爪や皮膚の質感も良いです。紙を破るという作者の意図も明確に伝わります。緊張感と弛緩が同居した細部まで描かれたデッサンです。(千葉知司)

準大賞

芳賀祐月(宮城県佐沼高等学校)
審査コメント
手の描写が優れています。二つの手を構成することで、画面を大きく力強く見せています。両手のしなやかで表情豊かなポーズは、画面を複雑に見せており、飽きることのない画面構成となりました。インパクトの強いデッサンです。課題としては、A4コピー用紙の扱い方が、単調でもの足りません。紙らしさ、紙にしかできない形や表情を作りたかったところです。(中村寿生)
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