2016/10/26 10:00
Autodesk Creative Design Awards 2015
受賞作品数:10点
主催:オートデスク株式会社
共催:TOKYO DESIGN WEEK株式会社
※ここでは、グランプリの4点をご紹介します
主催:オートデスク株式会社
共催:TOKYO DESIGN WEEK株式会社
※ここでは、グランプリの4点をご紹介します
デジタルプロダクト部門
グランプリ
Lick
徳山義介
- 作品コメント
- Lickは、唾液センサーを用いてホルモンバランスとストレスを数値化する、口紅型デバイスです。データはスマホのアプリ上で確認することができ、いつでもどこでも自分のメンタルコンディションをチェックすることができます。
「なんだか理由もなくイライラする」と思うことはないですか? それらは、女性特有のホルモンバランスの乱れからくる症状かも知れません。ホルモンバランスの乱れは、ストレスと密接な関係があります。脳は、ちょっとしたストレスでも影響を受けやすく、ストレスを感じると適切にホルモン分泌の指令が出せなくなってしまいます。対策を立てる為には、まず自分自身のメンタルコンディションを知ることが重要です。
BIM部門
グランプリ
グリーンフロート構想の洋上建設シミュレーション
清水建設グリーンフロートワーキング
- 作品コメント
- 赤道直下の太平洋上に浮かぶ『環境未来都市GREEN FLOAT』は直径3,000m、高さ1,000m海上に浮かぶ大きな花びらのような、逆円錐形状となっています。この海洋に浮かぶ超高層建物を実現するため、建築・土木の専門家ワーキングチームを組み検討することになりました。
海洋に浮かぶ高層建物を低層部で自動化施工し、高層部の作業を大幅に低減するダイブ&ライズ工法や、ハ二カムユニットを3Dプリントで作成するドライドックなどを計画検討しました。短期間にこのプロジェクトの合意形成を進めるため、施工計画にはRevit、施工手順検討にはNavisworks、最終的な動画・静止画作成には3ds Maxを駆使しました。
CIM部門
グランプリ
ドローンを活用した橋梁設計
佐々木高志
- 作品コメント
- 昭和土木設計は、地域の建設コンサルタントとしての責務を果たす為、2013年よりCIM-WGを組織し、ドローンを活用した情報取得や関連する3次元CADの導入等、CIM対応への取り組みをスタートさせました。
土木建設業の未来の為には、若者の土木建設業離れやCIMの普及推進が課題として挙げられますが、どちらも興味やモチベーションが無いと始まらないと思います。
この最新技術を活かした「ドローンを活用した橋梁景観設計」の実務の例から、若者やベテラン技術者に少しでも土木建設業のCIMに興味を持って頂ければと思います。
コンセプト・デザイン、ビジュアライゼーション部門
グランプリ
上空地を最大限に利用した未来の高層ビル
重村珠穂、Jeong Jun Song
- 作品コメント
- 高層ビルは、高密度の都市の中で高さ方向に床面積を提供し、大勢の人に居住の場を提供するだけではなく、都市のランドマークとしても存在しています。高層ビルの抱えている問題を解決しながら既存の建物とは異なった楽しい高層ビルを考えてみたいという思いから未来の高層ビルをビジュアル化してみました。
高層ビルは、高さ方向に人を輸送することは可能ですが、必ず人が集積するのは地面レベルになります。最上階を広場にし、上方向にも人が移動することで輸送混雑を緩和することを可能にし、増築可能なデザインとしてみました。さらに、ランドマークとして大木のような建築が都市の中にあるようなデザインを考えてみました。