結果発表
2020/03/02 10:00

第116回 有田国際陶磁展

応募作品数:212点(美術工芸品・オブジェ部門:109点/産業陶磁器部門:103点)
受賞作品数:35点(美術工芸品・オブジェ部門:15点/産業陶磁器部門:20点)(入選を除く)
主催:佐賀県、有田町、有田商工会議所
※ここでは、各部門の上位3点をご紹介します
美術工芸品・オブジェ部門

文部科学大臣賞

連作 バベルの塔
嶋田敏生
連作 バベルの塔

2位・佐賀県知事賞

流氷
植木 薫
流氷
作品コメント
流氷が海を漂い本当は小さな流氷が「かげろう」の様に大きな形として目に映された形を表現しました。

3位・有田町長賞

PUPA
Jovana Cavorovic
PUPA
作品コメント
銀色の釉薬の磁器です。この作品は数カ月に亘った私の日本での芸術的な発展の結果です。
日本の伝統的な技法に触れた経験を元に、テーマと形状を決めました。これまでの知識や芸術家としての経験と日本で学んだ技術を合わせることで自分なりのスタイルを開拓しています。
産業陶磁器部門

経済産業大臣賞

瑞雪
原田吉泰
瑞雪
作品コメント
静かに降る雪が景色を白銀に染め上げていく様に感動と期待を込めてしまう。
その降り積もる過程を磁器の持つ色で段階的に表現しました。

2位・佐賀県知事賞

一片
望月 優
一片
作品コメント
有田町では陶片を見ることができます。その小さなカケラを見るとどんな人が制作したの? この絵の続きは?と色々想像してわくわくします。また、昔からの技術のカプセルだったり小さなカケラは…割れてしまったゴミだったりもします。そんなカケラをくっつけたら今と昔がつながりおもしろいと思い制作しました。また、昔の器を見ると五つセットでも書き方も自由だったり、そろっていなかったりおもしろいと感じます。また器でも遊びがあり生活を楽しんでいる感じがします。今の器ももっと“粋”な作品やもっと遊びがある器があると生活が楽しいし豊かだと思い制作しました。(磁器、ろくろ成形)

3位・有田町長賞

流釉平鉢呉須彩色
西 隆行
流釉平鉢呉須彩色
作品コメント
ロクロ成形で作った器にオリジナルの流れる透明釉を施釉しました。縁に呉須を塗り呉須が流れて模様を作っています。
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