結果発表
2025/05/28 10:00

第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭

主催:新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会

応募作品数:2258点(短編部門:2043点/長編部門:43点/NEW CHITOSE 30 Seconds部門:172点)
受賞作品数:24点
短編・長編部門および30 Seconds部門の上位6点
※ここでは、短編・長編部門および30 Seconds部門の上位6点をご紹介します。
短編部門

グランプリ

Zima
Tomek Popakul(ポーランド)、OZEKI Kasumi
Zima
審査コメント
少女の怒りと悲しみ。凍てつく冬と、閉鎖的な村社会。シンプルな描線で描かれたこの物語は、驚くべき臨場感で僕の心に飛び込んできた。不穏な導入部分、そしてソリのシーンの迫力!アニメートのうまさに加えて、巧みなストーリーテリング。少女の蹴った氷のカケラがチラチラと赤く光る時、これから起こる惨劇の予感にただ震えるしかない。僕は今凄いものを見ているという確信、興奮。文句の付けようがない。審査会議、満場一致の大傑作です。

日本グランプリ

みじめな奇蹟
折笠 良
みじめな奇蹟
審査コメント
日本グランプリに選ばれた作品をご紹介でき、審査員一同、光栄に思う。本作は紙に描かれたアニメーションの手法に対する熱意が広がり限界を押し広げ超えている。おそらく、紙に書かれた、と言うべきかもしれない。言葉が大海に流れ込み、文字と線の美しい爆発が形を変え、詩の中に詩を重ねていく。折笠 良監督の「みじめな奇蹟」を日本グランプリ受賞作品として発表でき非常にうれしく思う。

あああ

111
3333
審査コメント
ssssssssssssss

新人賞

Sweeter is the Night
Fabienne Wagenaar(フランス)
Sweeter is the Night
審査コメント
美しい絵の層の下に何かが隠されている…ずっと昔に起こった恥ずべき何か、だが昨日も起こりえたかもしれない何かだ。

学生グランプリ

Such Miracles Do Happen
Barbara Rupik(ポーランド)
Such Miracles Do Happen
審査コメント
アニメーション史上、真剣に信仰を取り上げた映画はごくわずかで、同時に人の心をとらえることに成功した作品は本当に珍しい。非常に魅力的なストップモーションアニメーションのおかげだ。
長編部門

グランプリ

Glass House
Boris Labbé(フランス)
Glass House
審査コメント
作品が驚くべき革新で、AIがこんなに多様に活用できるとは思いもよらなかった。感知の方面が非常に豊かで、非物語表現でこれほど長い時間持続しても飽きることがないのは本当に貴重だと思います。いくつかのシーンは非常に衝撃的でまるで夢の中にいるのではないかと疑うほどでした。間違いなく傑作だと思います。

Best 30 Seconds

Element
木村友輝(日本)
Element
審査コメント
正方形という指定された形が活かされ、幾何学形の輪郭にそったカラフル流動体が、まるで無い物体を浮かび上がらせているように見えます。30秒の正方形として完成度の高い抽象アニメーションになっていることが選出の理由です。
関連記事