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結果発表
2025/03/25 10:00
KAI Hat & Head-piece Competition 2024
工芸・ファッション・雑貨
プロダクト・商品企画・家具
主催:貝印株式会社
受賞作品数:14点
最優秀賞
nature
河内美和子
作品コメント
帽子のベーシックな素材である麦をメインにクバの葉、紫陽花など自然そのままの素材を合わせ「循環する自然の摂理」を表現しました。クバの葉のフォルムは美しく、翼のようでもあり生命の力強さや美しさを表現できたらと思い製作しました。経年と共に色褪せ、朽ちそして最後は土に帰る作品です。
審査コメント
河内さんは2023年もファイナリストに残られていて、今までの積み重ねが形となったことが自分のことのように嬉しかった。この作品は帽子を長年作ってきた人にしかわからないような繊細な技術がたくさんあり、デザイン画をそのまま形に落としていくことを実現していて良かった。(日爪ノブキ)
デザイン画を見たときから、非常に素晴らしいと思っていた。デザインとコンセプトを忠実に作品に落とし込まれていたこと、帽子として被ったときの完成度が高かったことに感動した。そして、帽子業界に携わっている方が今回初めて受賞となったのは個人的にも嬉しかったし、これから職人を目指す方々に勇気と希望を与えてくれたと感じた。(栗原 亮)
審査員特別賞
Cokage Hat
千頭龍馬
作品コメント
この作品は、帽子の原点として、幼少期の記憶をインスピレーションにしました。外で遊ぶことが好きだった私の帽子になってくれていた木々の織りなす影、木陰がモチーフになっています。モクレンの葉を400枚重ね合わせることで成形した継ぎ目のない形状は自然の中で過ごすときに感じた安らぎと保護を表現しています。
審査コメント
とてもシンプルな形状だが、本物の植物を漂白することで、とても繊細な見え方になっていた。透明感のある仕上がり。他の受賞者の方の作品と合わせて審査する中で、楚々たる姿は建築で言うならヨーロッパの建築の中に日本の建築が佇むような穏やかで、侘び寂びを感じる。そういった雰囲気がとてもいいなという風に思った。(佐藤友佳理)
実際の葉を400枚重ねていくというような、非常に根気乗り作業だったかなという風に思っている。少し狂気を感じるとともに美しいフォルムやっぱりその帽子に対する意気込みとそれに対する制作の繊細さみたいなところが非常に良かった。(鈴木 曜)
優秀賞
yaoman
江原りりあ
作品コメント
私にとっての帽子の原点は、人と人を繋ぐものです。
帽子にはTPOに合わせた着脱のマナーがあります。
マナーは人への配慮や思いやりなので、帽子は人と人を繋ぐという大切な役割があると思います。
言葉以外で人と人とを繋ぐことができるものをもっと増やしたいという想いから考案させていただきました。
今回は、オーストラリアの先住民、アボリジニアートからインスピレーションを受け、デザインしています。
彼らは、人と人との繋がりの表現方法として、言葉以外の、アートを用いてきました。
この作品は、人と人が混じり合い、繋がっていく様子を点描法で表現しています。
Mizuhiki Bonnet Hat
西吉絢海
作品コメント
私にとっての帽子の原点は祖母が手編みで作ってくれたボンネットハットです。生まれてすぐに使っていたものなので、私が身に着けていた記憶はありませんが、とても繊細に編まれているものだったので母が手元に残していてくれたことで知りました。
大人になった今、祖母のように手で一つ一つ編み愛情を込めた帽子を作り、憧れの祖母に感謝を伝えたいと思いデザインしました。
Wind
熊谷優希
作品コメント
幼い頃の記憶を辿ると、風が強かった日のことを思い出した。
母の自転車の後ろに乗って公園に向かっているとき、私の帽子が飛びそうになった。
その日から、風が強い日が怖くなった。
お気に入りの帽子が風に取られちゃう!と思って必死に帽子を抑えていた気持ちと風の動きをデザインに落とし込んだ。
Drapé
小柴あみ
作品コメント
普段からのインスピレーション源である女性像やMuseからの品格、態度、佇まい、仕草、表情、姿勢から、自分が美しいと思うアングルを切り取り、デザインに落とし込む。
KNITTING
城山百々花
作品コメント
私の祖母は絵本の世界のような祖母でした。
秋頃になると縁側に座り、毎日編み物をしている人でした。
冬が来るまでに私にたくさんものを編んでくれました。
手袋やセーターや帽子を毎年たくさん私にプレゼントしてくれました。
私は成長していくにつれて祖母が作ってくれた編み物の洋服や小物のことを忘れていました。
私のように幼少期の小さな幸せや温かさを忘れている人がたくさんいると思うので、この作品を通してたくさんの方に編み物の良さを今まで以上に知っていただき小さい頃に感じた祖母の優しさを思い出していただきたいです。
Replace
福永渓心
作品コメント
認識というものは実に曖昧なものである。例えば、多少文字が入れ違っていたり、異なっていたりしていても、文章を読めたり、内容を予測することができる。それでは、帽子でも、入れ違っていたり、ズレていたりしても同じように元の帽子を認識、想像できるのではないだろうか。
帽子を分割し、順番を入れ替えたり、ずらしてみたり、さまざまな動かし方をすることで、組み合わせによって色々な見え方が生まれる。
A Dedication
松尾理英
作品コメント
佐賀県の民俗芸能である浮立をデザインソースとし、象徴である天衝には人々の祈りの姿を重ね合わせています。
小さな身体に法被を纏い装飾が施された被り物を身に付けた自分の姿は、幼心ながらまるで人ではない違う何かになれた気がして。
祭り笛の音色と共に境内で舞を奉納する、あの時に体感した異世界を作品を通して表現していきたいと思っています。
warabe
久保田 凪
作品コメント
綺麗な石を拾い集めたあの頃、
蟻の行進をどこまでも追っていたあの頃、
集めたどんぐりを目一杯帽子に詰め込んだあの頃、
汗だくになった幼稚園の帽子は、記憶に残る限り、私にとっての最初の「探検帽」だった。
人の目なんか気にも止めず、ただ気の向くままにわくわくする方へ足を向け、その先にある「発見」を吸収して、自分の中の世界を広げていた幼い頃の私を、時たま思い出す。
成長していくにつれ、いつしか純粋な「わくわく」よりも理性を優先するようになってしまった今の私には、記憶の中の、どんぐりを詰め込んだ帽子がとても輝いて見えるのだ。
自分の好奇心に忠実だったあの頃の私に立ち返る、そんな帽子を制作する。
Graduation Steps: A journey to success
YOON MYAT SU LIN
作品コメント(一部抜粋)
「卒業のステップ、成功への旅」と名づけた帽子は、向上心、成長、成功への旅を象徴しています。この帽子のインスピレーションの源にあるのは、私の子供時代における深く個人的な、意義深い瞬間です。私の子供の頃の最初の写真は、両親が私の頭に卒業帽を載せたところを撮った写真です。ここには、私が教養のある立派な人間に育ってほしいという両親の願いが込められていました。勉強だけでなく、人生のあらゆる面での成功を願って、こうした格好にしたのでした。
この帽子のユニークな階段のような要素は、成功への過程で出会うことになるステップや段階を表現したものです。どのステップも、マイルストーン、克服した課題、学んだ教訓といったものを意味しています。
この帽子は、伝統的な卒業帽の構造を再現するために、紙のような素材で作られています。
…
obverse
LIU YINGSHAN
作品コメント
暗闇の対極にあるものや、怖いと同時に美しいもの。美しさと不気味さとの境界を想像しながら、私は頭部に溶け込む滑らかなラインを用いて、暗いグロテスクで美しい夢の続きを表現しようとしました。ちょうど、ホラー映画の女性の姿のように、悪賢い魅惑的なイメージです。
Hide-and-Seek
Kiriko Sato Piard
作品コメント(一部抜粋)
帽子の起源への旅
帽子というのは、時代を超越したアクセサリーで、その起源は、人類が日差しや風雨から身を守り、またお互いのことを識別しようとした時代にまでさかのぼります。しかし、そうした実用的な機能を超えて、すぐに帽子は神秘性、優雅さ、遊び心の象徴となりました。
「かくれんぼ」という帽子は、こうした遊びに通じる謎めいた本質にインスピレーションを得ています。工夫を凝らしたデザインによって、知覚や見る角度とたわむれながら、観察する人の角度によって顔を見せたり隠したりします。洗練された仮面と同様、かくれんぼの遊びへと誘い、見えたり隠れたりを繰り返しながら、かぶる人は出現と消滅のダンスを踊るかのようです。
この帽子は現前と不在の二面性を称讃し、かぶる人に神秘的で優雅なオーラを与えます。
…
Shelter
Austin Montero
作品コメント
私と帽子との最初の出会いは、ボーイスカウトで海辺に遠足に行くと言われたときのことです。当時私は7歳で、帽子を持っていませんでした。結局、遠足用に安いナイロン製の野球帽を買ったのです。遠足の当日は、貝殻を集めるように言われました。とても日差しが強く、暑かったのですが、帽子のおかげで安心して冒険に乗り出すことができました。そういえば、貝殻というのは、海に生息する生物にとっては移動式のシェルターのようなものですね。ですから、このデザインは、貝殻のようなスタイルで、私の最初のナイロン製の野球帽にヒントを得たものなのです。
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貝印
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