結果発表
2017/12/28 10:00

キャンパスアートアワード 2017《中・高校生限定》

応募作品数:1393点
受賞作品数:9点(入選を除く)
主催:読売中高生新聞、コクヨ株式会社
※ここでは、上位3点をご紹介します

グランプリ

越谷のいい所
後藤杏菜(埼玉県越谷市立中央中学校)
越谷のいい所
作品コメント
越谷市は、だるまが有名です。他にもいちごやくわい、ネギ、チューリップなど埼玉県越谷市の特産物をこの絵につめこみました。右上のピンクのだるまは、願いがかなったら、目を入れられるようにしました。
受賞コメント
受賞できたらいいな~となんとなく思っていたが、まさか本当に受賞できてビックリしています。
一番苦労したのは、イチゴの種の陰影をつけるところでした。アクリル絵の具と水彩絵の具を使い分けて影や艶の質感を出すために少しずつ色を変えたりしました。
個人的には、ダルマの髭の細かな表現がうまくできたと思っています。
審査コメント
私も目の入っていないだるまがあるのがいいと思いました。目を入れたら自分だけのマイノートができあがりますよね。人にプレゼントしても喜ばれそうです。どのだるまも同じ赤で描かれているのに、一つひとつがちゃんと存在感があるのがスゴイと思います。また、だるまとだるまの間にネギやイチゴなど、地元の名物もさりげなく入っている。その入れ方もセンスがよくて、全体的に気持ちのいいバランスになっていますね。(ベック)

読売中高生新聞賞

薄暮の海
荒川 葵(千葉県立市川工業高等学校)
薄暮の海
作品コメント
キャンパスアートアワードの作品としてずっと描きたいと思っていた、自慢の風景です。木更津の「江川海岸」といい、満潮になると電柱が沈みまるで鏡のような幻想的な風景になります。実際見た感動を表現できたと思います。その感動が作品を見た人にも伝わればいいなと思います。
審査コメント
構図がすごくいい。夕暮れの感じ、煙突から上がる煙の感じがよく描けている。水面もうまく表現できています。今回だけでなく、これまでの全作品の中でも一番上手なのではないでしょうか。ファンタジーの世界みたいで好きですね。ここに行ってみたいという気持ちになります。(勝木 光)

コクヨ賞

奴道中
増田大夢(静岡県榛原郡吉田町立吉田中学校)
奴道中
作品コメント
住吉神社の伝統の大名行列を描きました。真夏の暑さにも負けない、大きなかけ声が迫力があり印象に残っていたので描くことを決めました。
審査コメント
この人物の表情がとても好きですね。“顔賞”をあげたいくらい(笑)。絵ってうまければいいってわけではないと思っているんです。この絵より上手な絵はたくさんあるけれど、絵から出る勢いというか、中学生のこの時期にしか描けないシュール感、他の人にはまねできない、その人にしかない“味”のようなものがあって、すごく気になる作品です。(芦沢ムネト)
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