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2004年6月 |
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>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています) |
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神戸の街並を一望できるヴィーナスブリッジは、ヴィーナスが美と愛の女神を意味することから、カップルたちが愛のメッセージを書いた錠を取りつけ、互いに愛を誓う場所として有名な観光スポットのひとつとなっています。
今回そのヴィーナステラスをさらに魅力的な場所に整備するにあたり、恋人たちが自由に錠を取りつけ、願いをかなえられるモニュメントのデザインを公募しました。その結果全国から応募人数103人、応募点数116点の応募がありました。
その中から見事最優秀作品に選ばれたのは渡部高弘さん(東京都新宿区・東京芸術大大学院修士課程2年生)の金星のわずかな輝きのイメージをモニュメントに表した作品です。
今後最優秀作品は、大きさ・構造等の修正を加えたうえで平成16年11月頃に諏訪山公園内ヴィーナスブリッジ周辺に設置する予定だそうです。新たな愛のモニュメントで恋人たちの愛と神戸の観光スポットにさらなる発展を期待!
ここでは、最優秀賞と佳作に選ばれた3点の作品をご紹介します。
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審査に関して |
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審査は、若い世代の意見を反映させるため、公募した選考委員(2名)、芸術家集団のひとり、地元学生と市民で構成された選考委員会をコンペのために発足し、賞を決めるというおもしろい方法をとっています。
当初特別審査員に予定してたシンガーソングライターの山根康広さんは、日程の調整がつかずご参加いただけなっかたそうです。残念。
ちなみに表彰式は7月7日に行われています。
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最優秀作品講評 |
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金星のイメージがシェルター風のモニュメントとして表現され、設置場所の環境・テラス様式の場所にマッチしたデザインで、夜の風景の演出も考えられている。
作品のもつ独特の軽快なつくりが、神戸というイメージにあっている。
また、何よりも鍵をつけたくなるという雰囲気があることから、本作品が最優秀作品として妥当であると思われる。
もう少し大きなものにすれば、さらに優れたものになり、構造に関しても若干の課題があるため、デザインされた方と大きさ・構造について相談し、修正を加えたうえで設置していただきたい。
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*各作品をクリックすると、拡大画像、説明等がご覧いただけます
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