|
|
2004年7月 |
|
|
>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています) |
|
|
|
パラマウントとユニバーサルというハリウッドの二大メジャーによって作られたユナイテッド・シネマが主催の「ユナイテッド・シネマ CG & アニメーション・フィルムフェスティバル(CAFF)」は、日本映画産業の活性化を願い、21世紀のデジタル時代を担うクリエーター、アーティスト及びキャラクター・コンテンツの発掘・育成を目的としたCGアニメーション作品コンテストです。シネマ・コンプレックスが主催する国内唯一のコンテストであり、ノミネートされればユナイテッド・シネマでの上映のチャンス。また、グランプリ受賞者にはユナイテッド・シネマの劇場CM製作と、その才能発揮できる貴重な機会が待っています。
第3回目となる今回は応募総数240本を超える作品が集結しました。その中で最先端のクリエイティビティと技術に触れ機会を獲得したグランプリ受賞者は、あかね丸(阿曽多寿子さん・川口鉄也さん)の「あかね雲」。十代の抑えきれない気持ちの抑揚を、太鼓という擬似的な要素を用いて表現しています。賞金は50万円、副賞として「ソニー・ピクチャーズ・イメージ・ワークス特別見学」が贈られました。
|
|
|
最終審査会及び表彰式は7月5日「ユナイテッド・としまえん」にて開催されました。
審査員には、代表作「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ等で名高い日本アニメ界の巨匠、松本零士氏(漫画家)をはじめ、そうそうたる面々が審査員として招かれました。
|
|
|
審査員 |
|
□審査委員長 : 松本零士(漫画家)
□審査委員 : 樋口真嗣(特技監督)、中島信也(CMディレクター)、草原真知子(早稲田大学教授)
、山村浩二(アニメーション作家)他
|
|
*各作品をクリックすると、拡大画像、説明等がご覧いただけます
|
|
[ あかね雲 ]
あかね丸(阿曽 多寿子・川口 鉄也)
|
|
十代の抑えきれない気持ちの抑揚を、太鼓という擬似的な要素を用いて表現する。また、作品を通して、薄れゆく熱い気持ちを思い出させたい。幅広い年代に受け入れられる様に、低年齢層には太鼓の面白いビジュアル的要素で興味を引き、高年齢層には、主人公を中学生にすることで青春時代を思い出させたい。 |
|
|
|
[ 可畏キモノ ](カシコキモノ)
早川 貴泰
|
|
「animation」(アニメーション)と「animism」(精霊崇拝)の語源は共に「anima」(生命;魂)であり、3つのキーワードによるトライアングルの中間に位置する映像作品として、この作品を制作した。ここでいう「animism」は日本の古代宗教であり「八百万の神々」である。タイトルの「可畏キモノ」(カシコキモノ)は柳田国男が日本の八百万の神々を定義するためにつくった言葉である |
|
[ キャットウォーク ]
北田 伸
|
|
溺れる街で、一人と一匹は出会ってしまった。さあタイヘンだ!
これは再生と出発をめぐるちいさな物語。 |
|
[ The Free Bird
~大いに遊べ大いに学べ~ ]
本間 貴浩
|
自由気ままに暮らす鳥の物語です。大人も子供も笑えるようなムービーを目指しました。
少しでも笑ってもらえたら嬉しいです。(昨年度の卒業制作として作りました。) |
|
[ 魔法のサキソフォン ]
高木 芳明
|
私が初めてサキソフォンを吹いた時の音の迫力を、どう表現するかがこの作品のテーマでした。細部までこだわった金属の表現は私のサキソフォンに対する想いを表しております。重厚な世界を感じて頂ければ幸いです |
|