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発表 2005年3月 |
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「せんだいデザインリーグ」は年に一度、都市・建築デザインのプロを目指す全国の学生の卒業設計を一堂に集める展覧会であり、卒業設計展では日本一のコンテストとなります。単に全国の設計を志す学生の登竜門としてだけではなく、社会や都市に関心を持つ市民の感性を刺激し、社会や都市を変えていく糧になっていくことを目的としています。
4回目となる今年度は、全国82校から総数523名の参加がありました。今回は審査委員長、石山修武氏(早稲田大学教授)をはじめ、審査員に一線級の建築家を迎えた白熱の公開審査を開催。結果、見事日本一には多摩美術大学環境デザイン学科、大室佑介さんの作品「gernika“GUERNIKA”」が選ばれました。スペイン/ゲルニカの無差別爆撃事件を題材に複合施設を提案した作品。そのひとつである美術館にはピカソの作品「ゲルニカ」も展示されます。
その他受賞作品として、日本ニ1点、日本三1点、特別賞2点が決定しました。
なお、3月11日〜15日まで、せんだいメディアテーク 6F ギャラリーにて開かれた同展示会では、前回を上回る3,565名の来場者数を記録しました。
ここでは受賞作品をはじめ、ファイナリストまで残った13作品をご紹介します。
応募総数 : 82校/523名(作品展示317人)
受賞者総数 : 5名
主催 : 仙台建築都市学生会議 /
せんだいメディアテーク
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【日本一】
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賞 |
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日本一…1点/日本二…1点/日本三…1点/特別賞…2点
※その他のファイナリスト9点
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審査員 |
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○審査委員長 : 石山修武(早稲田大学教授)
○審査委員 :
青木 淳(青木淳建築計画事務所 代表)、宮本佳明(大阪芸術大学助教授)
竹内昌義(東北芸術工科大学助教授)、本江正茂(宮城大学講師)
○司会 : 槻橋 修(東北工業大学講師)
○コメンテータ : 阿部仁史(東北大学教授)、小野田泰明(東北大学助教授)
★審査員長の挨拶 → こちら
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◇せんだいデザインリーグの活動◇ |
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せんだいデザインリーグは、建築とその周辺分野においてクオリティの高いものを様々な場に提示することにより、多くの人々に都市や建築について考えていただいたり、交流の機会を創り出すことを実践しています。
上記の「卒業設計日本一決定戦」の他、様々な活動やイベントを展開しています。
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます。 |
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gernika“GUERNIKA”
大室佑介さん
多摩美術大学
スペイン/バスク地方の小さな街ゲルニカ。1937年にこの街で起きた無差別爆撃事件を題材にした資料館・美術館・慰霊碑・劇場・図書館等の複合施設の提案。人は悲劇を追体験し、負の記憶を受け継ぎ、未来へと歩き出す。
◎JDN「卒展特集2005掲載」作品
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『都市の原風景』
須藤直子さん
工学院大学
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『見上げた空』
佐藤桂火さん
東京大学
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『ダイナミックな建築』
石沢英之さん
東京理科大学
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『地上一層高密度日当たり良好(庭付き)住戸群』
藤原洋平さん
武蔵工業大学
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『都市の肖像権について』
千種成顕さん
横浜国立大学
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『空の間』
大石 藍さん
横浜国立大学
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『僕のことを話そう』
甘粕淳彦さん
芝浦工業大学
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『草間弥生美術館』
納江梨子さん
大阪芸術大学
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『横田特区』
坂野荘登さん
大阪工業大学
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『彼らにも居場所を』
海法 圭さん
東京大学
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『線状のハプニング』
田中 渉さん
東京大学
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『ざわわ』
長谷川岳史さん
琉球大学
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