東京ミッドタウン「年賀状千人展」 | コンテスト公募コンペの[登竜門]

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東京ミッドタウン「年賀状千人展」

東京ミッドタウン「年賀状千人展」公式ページ > http://designgarden.jp/contest/nenga1000/

受賞作品発表　2008年12月

同賞は、「手にした人の1年が、幸せな１年でありますように」をテーマに一般のクリエイター、写真家から『年賀状』のデザインを募集しました。
応募があった作品の中から選ばれた1,000点を、12/28～1/7に東京ミッドタウンで開催される「東京ミッドタウン　年賀状千人展」で展示発表しました。
また集まった作品の中から、グランプリなどの賞を決定しました。

ここでは入賞した19点の作品をご紹介します。

《審査員コメント》
[グランプリ]
「手にした人の1年が幸せになる」年賀状というテーマにふさわしい、まさに温かさあふれる表現力を高く評価しました。
このまま1年間壁に飾りたくなる、そんな年賀状です。

[ミッドタウン賞]
丑年からミルクをモチーフにした作品が散見される中、2009年の数字を目盛りで表現した妙案です。
その高いデザイン性を評価しました。

[審査員特別賞]
パッと目が合って一目惚れ。
他の作品をグルッとひと回り、改めて見つめてみたら、その一目惚れがホンモノであることを確信。
絵を描く仕事をしているボクから見て「上手いな～、モー」とヤキモチ。
そんな１枚、真っ赤な牛くんでした。（小池アミイゴ）

[千人展総評]　小池アミイゴ
審査会、楽しかったです。
千人分の年賀状に出会うことは、千人分の温かな心に触れることなんですね。
審査会は厳しい意見が飛び交いながらも、自然と和やかな空気に包まれてゆきましたよ。
厳しい現実を突きつけられてばかりの今の世の中ですが、今回集まった作品に込められた温かで楽しいマインドを人から人へ丁寧に手渡して行くことで、ちょっとでも日本を明るくしてゆきたいですね！
さて、ボクらは賞を決めなければなりません。
まずはグルッと１０００枚を覗いてゆきます。
なんか人の家を覗き込んでいるようでくすぐったい気持ちになりますね。
そこでパッと目についたものをピックアップしてゆきます。
そんな中で、他の審査員の方がボクの選ばなかった作品に対してボソっと声にしたことが気になって、改めてその作品を見てみると、ボクの気がつかなかった面白さが詰まっていたりしました。
なるほど、そうだ、年賀状は１枚１枚ジックリ見つめられるデザインであったね。
１枚のハガキをコタツに入りながらみんなで「あーだ」「こーだ」言い合うもの。
正月早々ジーッと見つめられ、「ホッ」としたり、「！」と気がつき「ハッハッハ」とかね。
手にした人の１年がそんな気持ちに満たされ続けばいいな、そう願うデザイン。
審査員の数だけ意見があり、異論もありましたが、最後は全員納得。
大賞はデザインもプリント技術もネット環境も越えハートの詰まった手作り作品に決定。
ある審査委員の方がボソリ
「この人は他の人にもちゃんと手作りして送るのかなあ～？」
ボクは確信を持って
「こういう人はちゃんと作って送りますよ」
なんか年賀状の原点に触れたような時間でした。
ではみなさん、千人分のハートに触れ良いお年を～！
2009PEACE!

※富士フイルムスクエア賞
手の中の牛乳キャップが、見た人の心をやさしく包む素晴らしい作品です。
シンプルな構図に、しっかりとテーマをとらえた点が高く評価されました。

■ 主催 : 東京ミッドタウン/富士フイルムイメージング株式会社

【会場風景】

賞・賞金

●グランプリ（1名）
10万円
●東京ミッドタウン賞（1名）
東京ミッドタウンショッピングチケット　5万円
●審査員賞（1名）
JCBギフトカード　3万円
●フジカラーネットポストカード賞（5名）
FINEPIX Z250fd
デジタルカメラ　ファインピックスZ250fd
●フジフイルムスクエア賞（1名）
フィルムカメラナチュラ
Re: Standard Special Package
●デザインガーデン賞（10名）
デザインガーデンショッピングクーポン3,000円

審査／審査員（敬称略）

小池アミイゴ（イラストレーター）
JAGDA会員デザイナー（予定）
東京ミッドタウン
富士フイルム株式会社