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「京の新しいすまい」と題し、環境に配慮した住宅を募集したところ、多くの方から素晴らしい提案をいただくことができました。
厳正な審査の結果、下記の提案が選定されましたので、発表させていただきます。なお、賞には届かなかったものの、最終選考に残った3作品は、いずれもアイディアに富んだ提案であり、今回特別に佳作とさせていただきました。
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*各作品をクリックすると、作品の拡大画像がご覧いただけます
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■ 最優秀賞 |
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竹山奈乙雪
sustainable < unside of act
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■ 優秀賞 |
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三木裕紀
Clipping House ~借景の中の二世帯住宅~
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■ 佳作 |
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● 講評 |
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京都府建築士会創立50周年を記念して行われた今回のコンペでは、京都の都心部に建つ環境に配慮した住宅の提案が求められました。極めて短い募集期間であったにもかかわらず、40点に及ぶ力作が寄せられました。各作品には、京都という歴史都市の都心居住や環境に対する極めて多様な提案が散りばめられ、審査委員会は白熱した議論となりました。
審査は、募集要項に照らして、京都の都心にふさわしい住宅の提案および環境に配慮した住宅の提案を中心に各作品を評価して進められました。前者については、「いえ」と「まち」の関係の再生・再編に関わる提案、新たな都市型ライフスタイルへの対応に関わる提案、京都の都心独特の敷地・街区の活用に関わる提案などがみられました。後者については、通風・採光など自然環境の活用に関わる提案、環境に配慮した新たな設備システムの導入に関わる提案、建築物緑化の推進に関わる提案などがみられました。
厳正な審査の結果、「環境に配慮した住宅」というテーマに正面から取り組み、京都の都心にふさわしい住宅としても評価できる総合的に優れた作品を最優秀作品として選定しました。また、それぞれ、全くアプローチの異なる作品で、とりわけ、京都の都心にふさわしい住宅の提案として評価できる2作品を優秀作品として選定しました。なお、惜しくも賞には届かなかったものの、最終選考に残った3作品は、アイディアに富んだ提案であり、今回特別に佳作とさせていただきました。
<審査委員会>
審査委員長 井手正己 (社団法人京都府建築士会 会長)
審査員 河邉 聰 (神戸女子短期大学教授・社団法人京都府建築士会 副会長)
高田光雄(京都大学助教授・社団法人京都府建築士会 理事)
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