作品名
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『Environmental Construction Site』
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氏名
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吉柴智明・東國肇(神奈川大学大学院)
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コメント 他
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建築、都市、空気 --- etc Under Construction。
--- 大気を浄化するガラス繊維防護ネット ---
新しい建設現場のあり方
社会的な大きな環境問題のひとつに大気汚染が挙げられる。特に、建設現場では建設過程だけではなく、運搬に利用される大型車両からも排出される二酸化硫黄(SO?)・窒素酸化物(NOx)・浮遊粒子状物質(SPM)などが大気を汚染している。
この時、建設現場はわれわれの生活に必要な空間を生む建設的な場所ではあるが、未来のわれわれが住む本当の環境を作れているのだろうか?
ここで、われわれはこの建設現場にある防護ネットを利用して24時間大気を浄化する装置を提案することで新しい建築現場のあり方を提示したい。
光触媒反応と防護ネット
光触媒反応とは、太陽等の光エネルギーを酸化チタン等と酸化還元反応させ、有害物質を分解し無害な物に変化させる反応である。この反応を建設現場の防護ネットを利用して行う。
この防護ネットは2種類のガラス繊維によって作られている。ひとつは酸化チタンがコーティングされたガラス繊維、もうひとつは蓄光ガラス繊維である。このガラス繊維の組み合わせにより、24時間光触媒反応を引き起こし、大気を浄化する。
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