|
 |
 |
発表 2006年2月 |
 |
 |
>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています) |
 |

 |
『KAJIMA彫刻コンクール』は、建設業に関わりのある文化活動支援を目的に、“彫刻・建築・空間”をテーマとし、過去16年間・8回にわたって開催されてきた彫刻コンクールです。さらに今年度は、日本で初めて、特定施設に展示する屋外彫刻の国際的なコンペとしても注目されていました。

今回は東京都港区で開発中の「虎ノ門タワーズ」に屋外設置する作品を募集。世界34カ国/354名の参加の中から3段階の審査を経て、大賞、特別賞が決定しました。

1月25日、第1次・第2次審査を通過した10作品を対象とした最終審査が、鹿島KIビルにて開催。審査は1/10サイズの巨大な建築模型を設置し、その中に作品模型(1/10サイズ)設置する形で行われました。
世界的トップレベルのものが多く、選考は困難を極めましたが、結果、大賞には小笠原伸行さんの作品「三つの響きあうかたち」が選ばれました。
小笠原さんには賞金3,000万円が贈呈。作品は2006年10月下旬の「虎ノ門タワーズ」完成披露に合わせて屋外に設置されます。

また大賞ほか、特別賞として4作品(日本2、米国1、ブラジル1)が選ばれました。

ここでは大賞に選ばれた小笠原さんの作品をご紹介します。

応募総数 : 世界34カ国/354名
受賞作品総数 : 5点
主催 : 鹿島
|
 |


【 大賞 】
|

 |
 |
|
賞・賞金 |
 |
○KAJIMA大賞(1点) : 3,000万円 ○特別賞(4点) : 20万円
|
|

|
|
審査委員(敬称略) |
 |
酒井忠康 (美術評論家)、澄川喜一 (彫刻家)、安田 侃 (彫刻家)、槇 文彦 (建築家)、谷口吉生 (建築家)、鹿島昭一 (鹿島 最高相談役)
|
|

|
|  |

*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます
|

|
 |

|
 |

『 三つの響きあうかたち 』
小笠原伸行さん
彫刻家/49歳/千葉県在住
|

<評価点>

見る角度や時間によって表情が異なり、花びらを散りばめたような雰囲気が、近代建築のつくり出す空間を軽やかなものにしてくれる点などが評価された。
|
|

|