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年賀状デザインコンペ2008の集計数は、右記になります。
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応募総数
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539作品
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郵送
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372点
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デジタル
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167点
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今年の年賀状コンペは、例年よりもかなりレベルが高く、楽しいモノが多かった。このJDN年賀状コンペは、気軽に参加できるコンペであり、今年の力作を発表できるコンペとなっている。そのため、レベルというよりは、楽しいモノや、周囲に伝えることを優先した作品がどうしても多くなる。
今年は、作品の数も539作品ととても多かった。作品のジャンルも様々で、イラスト、写真、立体、タイポグラフィー、アニメーションなど。また、表現力といった意味では、はがきというメディアの可能性の大きさを感じた。
今年の審査は、例年以上に議論が活発に行われた。例年、数十点にノミネートされた時点で、なんとなく順位が見えてくる。今年は、例年よりも多い約50点で議論がはじまり、その時点では、作品の優劣は見えてこなかった。審査は、アイディアとクォリティー、意気込みを考えて進められる。もちろん、年賀状なので、そのエッセンスを忘れてはならない。
最優秀は、多くの優れた作品の中、ねずみを出さずにねずみ年を表現した作品となった。最優秀と優秀の優劣は、ほとんどなく最終的には多数決で決まった。コンペの参加者は、プロのデザイナーからイラストレーター、デザイナーの卵、学生、デザイン好きの一般の方、子供と様々。アイディアとその表現が大切なコンペ。次回は、ぜひともご参加ください。
「JDN年賀状コンペ審査」毎年JDNで行っているコンペに、年賀状を題材にしたモ
ノがある。内容的にも気軽に参加でき、また、ありものでも参加することが可能だ。
参加者は、プロのデザイナーからイラストレーター、デザイナーの卵、学生、デ
ザイン好きの一般の方、子供と様々。その審査が先月末に行われた。今年は500点をはるかに超える応募があり、審査も何回かに分け行った。また、作品を壁にも張り出すなど、はがき大のサイズながら大きな審査となった。作品の大きさは、はがきが最も多い。
しかし、それなりに大きいものもある。また、組み立て型の作品は、組み立て事例をあわせて応募してくる作品もある。審査は、アイディアとクォリティー、意気込みを考慮して、選内と選外に選別する。もちろん、審査員も複数人いるため、審査員一人の一存だけで優劣はつかない。約50点の点数にノミネートされた時点で、議論が始まる。
ここからは、各作品のレベルが高いだけに、アイディアが論点の中心になる。
作品の形状は昨年と比べ立体モノが比較的多い。とはいうものの、全体の1割程度。
立体は、「何を立体にするか」というポイントで、必ずアイディアが必要になる。
そのため、作品にアイディアが欠乏することは少ない。
アイディアには、年賀状なので新しい年もしくは正月などが表現に含まれていな
いと説得力が薄くなる。
今年は、「ねずみ年のねずみを出さずにいかに表現するか」、このコンセプトの
評価が高い。また、作品がおもしろい。
このコンセプトの作品は、全体で2点ほど。
表現のクォリティーやテクニックの高い作品はたくさんあるが、内容と表現が
伴っている作品は少ない。
気軽なゆるいコンペではあるが、選ばれた作品のレベルは高かった。
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※各作品の画像をクリックすると作品の画像と入選者の紹介がご覧いただけます。
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※「読者投票」に投票いただいた方の中から、厳選なる抽選の結果、当選された10名様に図書カードを発送させていただきました。 |
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