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受賞作品発表 2006年12月
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>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています)
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セイコーエプソン株式会社は、デジタル出力による写真・グラフィック作品を対象とした「エプソンカラーイメージングコンテスト2006」を2006年5月25日~9月20日まで開催し、多くの作品の応募をいただきました。16,134作品から厳正な審査の結果、グランプリ作品をはじめとする受賞作品65点が決定。受賞作品は12月14日よりウェブサイトにて公開。また、12月15日より5日間、東京・青山のスパイラルガーデンで「エプソンカラーイメージングコンテスト2006受賞作品展」を開催しました。
応募作品数は計16,134作品。今年も日本国内に加え、中国・台湾・香港・韓国・インド・インドネシア・タイ・ベトナム・マレーシアといったアジアの9つの国と地域からハイレベルな作品が集まりました。今回は中国・台湾を中心とした海外からの応募数が12,816作品(昨年比61%増)と劇的に増え、本コンテストが名実共に新時代のデジタル表現文化を育むひとつの場として、国際的なイベントとして広がりをみせていることを印象づけました。
今回の審査においては、グランプリの西元哲太郎さん、準グランプリの高木こずえさんをはじめ、20歳前後を中心とした世代の活躍が目立ち、今の時代感覚を象徴する繊細で冷たい独特の空気を感じさせる作品が新しい風を巻き起こしました。友人の部屋を1冊ごとにまとめた西元さんの写真集「君の部屋、君の顔」は、9冊という分冊の方法、装丁、紙の選定、パノラマサイズのプロポーションによる静止感の演出など、その戦略的なプレゼンテーションが審査員の高い評価を得て見事グランプリを受賞しました。
また、準グランプリを受賞した高木さんの「selfcounseling」は、PhotoShopのレイヤーによってイラストと写真を複層的に重ね、繊細な世界感を一冊の本に見事にまとめて新鮮な感動を与えてくれました。上位の作品をはじめ、デジタルを身体の一部のように使いこなしつつ、写真やグラフィックのクオリティに加えて総合的なプロデュース能力を感じさせる作品が増えてきたことが今年度の特筆すべき点です。
ここでは受賞した65作品の中から上位9作品をご紹介します。
応募総数 : 16,134作品 (写真部門 : 13,682作品/グラフィック部門 : 2,452作品)
受賞作品数 : 65点
■ 主催 : セイコーエプソン株式会社
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【 グランプリ 】
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賞・賞金 |
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● グランプリ (1作品) 賞金200万円、副賞エプソン製品
● 準グランプリ※1 (1作品) 賞金100万円、副賞エプソン製品
● 審査員賞 (5作品) 賞金各30万円
[写真部門]
● 優秀賞 (1作品) 賞金50万円
● プロスペクト賞※2 (3作品) 賞金各5万円
● 特選 (4作品) 賞金各5万円
● 入選 (21作品) 記念品
[グラフィック部門]
● 優秀賞 (1作品) 賞金50万円
● プロスペクト賞 (3作品) 賞金各5万円
● 特選 (5作品) 賞金各5万円
● 入選 (20作品) 記念品
※1 準グランプリはグランプリと異なる部門から選出します。
※2 プロスペクト賞は、それぞれの部門で満22歳以下の応募者による優秀な作品に贈られます。
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審査/審査員(敬称略) |
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藤原新也 (写真家・作家) 、 森山大道 (写真家) 、 佐藤 卓 (アートディレクター) 、
佐内正史 (写真家) 、 勝井三雄 (アートディレクター)
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます
(作品テーマ 、受賞者名 、出身地)
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君の部屋、君の顔。
西元 哲太郎
(神奈川) 学生
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selfcounseling
高木こずえ
(東京) 学生
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アウラ
和田裕也
(東京) カメラマン
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JAPAN
田渕正敏
(東京) 学生
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眺める
谷口 浩
(東京) アーティスト
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Nodogram:ノドグラム
桝尾あき
(京都) 大学非常勤職員
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彼女の遊楽園
Lee Li-Chung
(台湾) 会社員
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碌等身(ロクトウシン)
田中真理
(東京) 学生
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上野-「人間の匂い」
Park Chae Kyoung
(埼玉) 学生
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