作品名
|
『ガラクタ通りのステイン』
TV・OVA
|
作者氏名・プロフィール
|
増田 龍治
1968年 熊本県生まれ
大阪芸術大学 映像学科卒業
ゲームのオープニングムービー演出を経て、2000年「ポピー・ザ・ぱフォーマー」で、原作・脚本・監督デビュー。
同作品終了後、岩瀬敬吾のミュージッククリップ「ドライブカー」を演出。
続く「ガラクタ通りのステイン」でも原作・脚本・監督を担当し、2003年度の釜山国際映画祭に正式招待を受ける。
現在は、実写のオムニバスドラマ「温泉たまご(仮題)」を制作中。
京都造形芸術大学 特任講師。
|
作者コメント |
もうすっかり大人になったのにサンタクロースが間違ってプレゼントをわたしてくれたような、そんな幸運を感じています。
日々の暮らしに追われて応募したことさえ忘れていましたから受賞の知らせを聞いた時には、椅子から転げ落ちました。
素晴らしいスタッフに巡りあえたからこそ完成できた作品だと思っていますし、周囲には色々と迷惑をかけた分だけ救われた気持ちです。
今後の創作活動の励みにもなりました。
本当にありがとうございました。
|
贈賞理由 |
3D-CGキャラクター・アニメーションで、童話風ながら大人向け。
多少、毒があるので万人向けとはいえないが一話完結のそれぞれがおもしろい。
場面がよく構成されていてむだがないのは、一本が短い作品であることを考慮に入れても見事。
カメラ切り替えのテンポもよい。セリフが一切ないため演技のみで状況を説明しているが、これが的確でわかりやすい。
動きもしっかりしていて、3D-CGという手法が活きた完成度の高い作品。
|