作品名
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『デジタル・ガジェット 6,8,9』
インタラクティブアート
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作者氏名・プロフィール
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クワクボ リョウタ
デバイス・アーチスト。1998年、明和電機とともに《ビットマン》を発表して以降、エレクトロニクスを中心にデジタルとアナログの境界線上で 作品を製作している。2002年に《PLX》で,2003年には《BlockJam》(ソニー+ソニーCSLとの共同製作)でアルス・エレクトロニカに入選。筑波大学大学院修士課程デザイン研究科総合造形修了/国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。
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作者コメント |
本当に驚いています。いろんな人に遊んでもらう機会ができたので、率直にうれしいですね。それから僕の場合はアートもエンジニアリングもゴチャゴチャのフィールドで活動してますが、こんなやり方もありだっていう人が増えればと願っております。ありがとうございました。
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贈賞理由 |
企業の画一的なデジタル製品とは違う、オリジナリティ溢れるデジタル・ガジェットを、高い技術力とセンスあるデザインで、全て手作りで組み上げた。「テクノロジーの進歩はひとつではない」という、作者独自のテクノロジー論が貫かれた、かつ生活の中でも十分楽しめるメディア・アートでもある。
エンターテインメントと、アートと、技術とが融合した「電子工芸」とでもいうべきこの作品は、日本的な新しいスタイルといえよう。
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