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審査 2004年2月 |
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>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています) |
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青木繁は、その短くも劇的な生涯にふさわしく輝く才能を発揮して、近代洋画壇において決して忘れることのできない明治浪漫主義の一つの頂点を示しました。青木繁記念大賞公募展は、青木繁の作品が明治画壇に与えた清新な感銘と画業の意義を顕彰するとともに、創作活動の奨励と全国洋画界の水準向上に寄与する目的で開催するものです。
今回は過去最高となる891点もの作品が全国から寄せられました。青木繁記念大賞に入選したのは、東京都の鴻崎正武さんの作品「TOUGEN」。審査委員長 富山秀男氏による講評は以下をご覧下さい。また、公募展が以下の日程で行われます。是非お越しください。
■ 大賞作品について (審査委員長:富山秀男)
非常に平面的な表現ながら様々な物が描き込まれ、いかにも自由で楽しい感じを与える。その中には、過去、現在、未来さまざまな情景が想像できて面白いと思った。金や銀を使った点でかなり日本的な感じがあった点も注目された
■ 審査員による全体の印象
規定サイズがこれまでの130号から100号になったこともあり、応募点数は飛躍的に増えた。レベルが上がったというよりも、応募作品が今までと様変わりしたという印象を受けた。/結果的に若い斬新な層が上位を占め、本公募展が次のステップを踏むいい機会になった。/常連の人たちにとっては、昨年の作品を超える違ったものを期待した結果厳しい選考になった。/常連よりもどちらかというと新人の作品に興味を惹かれた。入選・入賞とも真新しさが相当出た。
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公募展概要 |
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賞 |
●青木繁記念大賞 (1点) 300万円(買い上げ)
●石橋財団石橋美術館賞 (1点) 100万円
●特別賞(損保ジャパン賞) (1点) 30万円
●特別賞(わだつみ賞) (1点) 30万円
●優秀賞 (5点) 10万円
●奨励賞 (5点) 5万円
●入 選 (63点) 入選証
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応募資格 |
国内在住者
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応募作品について
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本人が制作した未発表の洋画(水彩・版画含む)で、額縁をつけてS100号以内。重量は50kg程度までとする。1人2点まで。
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第13回 青木繁記念大賞公募展 日程 他 |
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福岡・久留米展>
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・日時:2004年3月5日(金)~3月21日(日) ただし、月曜日休館
・時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
・場所:石橋財団石橋美術館1階ギャラリー(久留米市野中町1015 tel:0942-39-1131)
・入場料:【青木繁記念大賞公募展単独券】一般300円、高・大生200円、中学生以下は無料
【青木展・石橋美術館共通券】一般600円、高・大生400円、中学生以下は無料
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東京・六本木展>
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※入賞14点、入選(関東・北陸・東海・近畿)16点を展示
・日時:2004年4月17日(土)~4月25日(日) ただし、月曜日休館
・場所:アクシスギャラリー・アクシスギャラリーアネックス (東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル tel:03-5575-8655)
・入場料:一般300円、高・大生200円、中学生以下は無料
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福岡・郡山展>
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・日時:2004年6月5日(土)~6月20日(日) ただし、月曜日休館
・場所:郡山市美術館(郡山市安原町字大谷地130-2 tel:0249-56-2200)
・入場料:一般300円、高・大生200円、中学生以下は無料
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審査委員
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酒井忠康 【美術評論家・神奈川県立近代美術館館長】、坂田哲也 【画家・東京芸術大学美術学部助教授】、谷 新 【美術評論家・宇都宮美術館館長】、富山秀男 【美術評論家・ブリヂストン美術館館長】
※当初予定していた田口安男 【画家・いわき市立美術館館長】は、都合により欠席
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*各作品をクリックすると、拡大画像、説明等がご覧いただけます
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