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受賞作品発表 2009年1月
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「値段が高く手が届かない」、「価値が判断しにくく、どれを選んで良いかわからない」、「手に入れても置く場所がない」。日本においてアート、特に立体作品が生活文化のなかに入り込めない背景には、こうした理由が存在しています。しかし、アートに全く無関心だという人は少ないはずです。より身近な形でアートに触れたいと望んでいる方々は潜在的には多くいらっしゃるのではないでしょうか。
株式会社アーバネットコーポレーションはそんな状況の改善に一役買うことができればと、これまで自社開発をしたマンションの共用スペースに、彫刻や絵画などの芸術作品を展示し、アートと日常生活の出会い、そしてアートと建築の出会いをプロデュースしてきました。
「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION」(AAC)は、そうした取り組みの一環として2001年より始まった学生限定立体アートコンペです。
AAC の特徴は、最優秀作品を買い上げ、マンションの共有空間に常設展示するという点です。これまで日本にはこうしたシステムの学生向けコンペがほとんどなかったこともあり、AACは各方面から高い評価を受けています。また、年々認知度も向上し、応募数も増加しています。

ここでは受賞した計13点の作品をご紹介します。

応募総数 : 54点
■ 主催 :
株式会社アーバネットコーポレーション
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【最優秀賞を受賞した小椋さん】
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賞・賞金 |
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●最優秀賞(1点)
賞金総額100万円 内訳:70万円(賞金、作品買い上げ代金), 30万円(美術旅行)
●優秀賞(2点以上)
賞金20万円
●入選(8点以上)
賞金1万円、または1万円の図書カード
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審査/審査員(敬称略) |
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■ 酒井 忠康 / 世田谷美術館館長・美術評論家
■ 小柳 敦子 / ギャラリー小柳ディレクター
■ 鈴木 芳雄 / マガジンハウス ブルータス編集部副編集長
■ 内田 真由美 / アート・コーディネーター
■ 服部 信治 / 主催会社 代表取締役社長
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*各作品をクリックすると、全画像がご覧いただけます
(作品名、作者名)
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ゆるやかなときのながれのなかで
小椋 聡子
東京藝術大学 美術学部
工芸専攻・鋳金
博士1年
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【作者コメント】
このような大きな賞をいただきまして、本当にありがとうございました。
今年はとても忙しく、その中で自分の作品を評価されることが、こんなに嬉しいとは思いませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです。学校で授業を受けている時など、150キロのブロンズを溶かしたり、朝から晩まで作業を続けたりした事などが作品に生かされたのでないかと思いました。これからもずっと走り続けて行こうと思います。初めてこの様な賞をいただいたので本当に嬉しいです。ありがとうございました。
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Wall
三上 賢治
広島市立大学大学院 芸術学研究科
総合造詣芸術 博士後期過程1年
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ときのなみ
奥村 太郎
京都市立芸術大学 美術研究科
彫刻 院1回生
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相(仮)
本郷 芳哉
東京藝術大学 美術学部
彫刻科 大学院2年
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存在ピラミッド
松本 商利
東北芸術工科大学 芸術学部美術科
彫刻 3年
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オト
藤堂 安規
多摩美術大学 美術学部
彫刻 3年
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bubble lighting
金 峻永
愛知県立芸術大学 美術研究科
ceramic design 研修生
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雲の記憶
濱田 卓二
金沢美術工芸大学
美術工芸研究科
彫刻専攻 修士2年
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ruah -草原をながれる風-
平原 なつこ
東京藝術大学 美術学部
彫刻 博士3年
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Layer
林 美希
武蔵野美術大学 造形学部
工芸工業デザイン学科
陶磁専攻 3年
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Windhole
塩井 一孝
福岡教育大学 教育学部
美術(立体構成研究室) 4年
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Internal Flower ~cross people~
日置 智也
大阪芸術大学 美術学部
彫刻 院生1回生
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麦と風と
黒石 かおる
多摩美術大学 美術学部
工芸学科ガラス専攻 2年
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