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~ユニバーサルデザインのコンペティション~
 コクヨ デザインアワード 2003
KOKUYO DESIGN AWARD 2003> http://www.kokuyo.co.jp/award2003/2003/prize.html
審査 2003年7月
>> 募集要項。参考としてご覧下さい。(終了しています)
コクヨ株式会社は、顧客起点でのモノづくりを活性化することを目的に、第2回「コクヨデザインアワード2003」を開催。02年11月から03年2月15日まで、誰もが使いやすいユニバーサルデザインのステーショナリーとPCサプライズのアイディアを募集しました。
合計320件の応募があり、審査の結果、受賞作品8作品が決まりました。グランプリは東京都在住のデザイナー、出戸克佳氏の作品「boxer cap」。ペンのキャップの底に重りが入っており、起き上がりこぼしのように自立するので簡単に、はめられるというもの。シンプルで、ユニバーサルデザインの目指す、使う人に与える「やさしさ」、「心地よさ」がわかりやすく伝わってくることで高い評価を得ました。

03年7月6日には、受賞者の表彰式と同時に、ユニバーサルデザインを考える機会として、シンポジウムが開催されました。シンポジウムの講演者にはアメリカでユニバーサルデザインの第一人者として活躍中のブルース・ハナ氏を迎え、パネルディスカッションには、審査員である建築家の黒川雅之氏をはじめ、中川 聰氏、蓮見 孝氏、山田節子氏が参加しました。
受賞作品は、今後コクヨにおいて商品化が検討されます。次回の「コクヨデザインアワード2004」は、03年10月から募集を開始する予定です。


受賞者の皆さん。中心はコクヨの黒田社長

グランプリを受賞した出戸克佳氏




グランプリ作品のパネル展示。        表彰式のワンシーン。黒田社長から、賞状が手渡されます。 
  応募総数と審査状況
カテゴリー 応募数 一時審査通過 最終審査通過
ファイル 15 4 1
カッター 57 7 1
文具 102 25 2
筆記具 34 7 2
紙製品 6 1 1
PCサプライズ 18 3 1
その他 88 15 0
320 62 8
一次審査は開発系のコクヨ社員10名、最終審査は審査員5名(社外4名、社内各1名)で行われ、応募総数320作品から64作品が最終審査に残りました。職種別にみると、応募総数が一番多いのは大学生ですが、最終審査の通過人数は、やはりデザイナーが多い結果となりました。
審査員
黒川雅之(黒川 雅之建築設計事務所主宰、建築家、プロダクトデザイナー)
中川 聰(ユニバーサルデザインフォーラム副理事長、 トライポッド・デザイン株式会社代表、プロダクトデザイナー)
蓮見 孝(筑波大学芸術学系教授)
山田節子(株式会社東京生活研究所 ディレクター)
黒田章裕(コクヨ株式会社 代表取締役社長)   (敬称略・五十音順)

各作品をクリックすると、拡大画像、説明等がご覧いただけます
グランプリ

「boxer cap」 出戸克佳(デザイナー)
 
優秀賞
 
優秀賞

「Texture Index & Seal」
大治将典(デザイナー)

 

「FINGERTIPS MARKER」
孝忠義康(デザイナー)

 
優秀賞
 
佳作

「ラクリア」
渡邉純人(デザイナー)

 

「フリーゆびサック」
長尾松代(団体職員)

 
佳作
 
佳作

「RISE PACK」
徳井厚亮(大学生)
 

「hiyoko(ヒヨコ)」
寺山紀彦(大学生)
 
佳作
 

「Cut off Liner」
木綿啓介(会社員)
 
 
その他、詳しい内容は KOKUYO DESIGN AWARD 2003 をご覧下さい
 

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