登竜門
 
デザインのお仕事

 平日毎日更新

今週のイチオシ!コンペニュース >>過去に掲載されたニュースへ

コンペ情報

定番コンテスト一覧

学生向け

文芸・コピー・論文
川柳・俳句・短歌
絵画・アート
写真
写真(地域)
ロゴ・マーク・キャラクター
イラスト・マンガ
映像・アニメ・デジタル
グラフィック・ポスター
工芸・ファッション・雑貨
プロダクト・商品企画・家具
建築・インテリア・エクステリア
アイデア・企画
エンターテインメント
その他

メルマガ購読

COMPE WEEKLY

コンテスト結果

コンテスト結果発表一覧

登竜門とは


掲載・広告依頼


主催をお考えの皆様へ


作品の権利/著作権


サイト利用規定


個人情報保護方針


運営会社

第5回亀倉雄策賞
仲條正義「仲條フジのヤマイ」ポスターに決定
RECRUIT/ART PARADISE ver.2 > http://www.recruit.co.jp/GG/
審査 2002年12月9日
>> 仲條正義展「続・フジのヤマイ」開催、03/3/31~4/25まで。詳細
「仲條のフジのヤマイ」*第5回亀倉雄策賞受賞作品
第5回の受賞は、「富士」をテーマに新作36点を制作、2002年5月にクリエイションギャラリーG8で開催した「仲條のフジのヤマイ」展のポスターシリーズに決定しました。このポスターは、モダニズムのアンチテーゼともいえる「富士」をあえて題材として取り上げたものです。仲條正義の作り上げた不可思議な造形は、見る側に新鮮な驚きとインパクトを与えました。

受賞者、仲條氏のことば
もう出会うことのない賞と思っていた。
昨今の受賞者も、原研哉、佐藤可士和と新しい時代に移っていた。広告もグラフィックも強い刺戟を待望していたし、新人といわれた人もすっかり力をつけていて、誰でも賞を獲得できる位置にいた。私の受賞で、正直なところ、すこし過去に引き戻してしまった。とはいえ黙して他に譲る気もないが、未だ若い候補者と競えたことは幸運であった。
'60年代のデザイン環境のなかで亀倉さんの作品に出会えた。古い池袋の駅舎の壁に連貼りされたニコンのポスターに若い鬱屈した心が救われた。デザインには未来があると感動した。40年も過ぎてこの運命につながった。亀倉さんへの感謝とともに、あの時感じたデザインの感動を今後に伝えることができるように努力したい。

[プロフィール]
仲條正義 Masayoshi Nakajo
1933年東京生まれ。1958年東京芸術大学美術学部図案科を卒業。資生堂に入社、宣伝部配属となる。
1959年同社を退職し、株式会社デスカに入社。1960年フリーランスとなり、のち、株式会社仲條デザイン事務所を設立。
主な仕事には、長年手がけている資生堂PR誌「花椿」、ザ・ギンザ、タクティクスデザインのアートディレクション・デザインのほか、松屋銀座、ワコールスパイラル、東京都現代美術館、細見美術館(京都)CI 計画、資生堂パーラーのロゴタイプとパッケージデザイン、GRANDUO(立川)のロゴ、東京銀座資生堂ビルのロゴとサイン計画などがある。
これまでにADC賞、ADC会員最高賞、ADC原弘賞、勝美勝賞、TDC会員金賞、毎日デザイン賞など多数受賞。1998年には紫綬褒章を受章。
第5回亀倉雄策賞選考について

第1次選考(候補の選出)
第1次選考は02年11月27日、『JAGDA年鑑2003』選考会において行われた。年鑑の全応募作品2,358点の中から、得票数の高い作品を会場に並べた。24票以上を獲得した作品の制作者は18名。うち、過去の受賞者3名を対象外とし、15名の制作者に絞り込み、ひとりにつき、単独あるいはシリーズ作品1点、全15点を候補作品として選出した。候補作品は以下の表のとおり。

氏 名 作品タイトル ジャンル
青木克憲  フィールズ  ポスター
浅葉克己  生きる力をくださいトンパ。  ブック・エディトリアル
柿木原政広  PIECES  CI・シンボル・ロゴ
葛西 薫  サントリー烏龍茶  ポスター
金子 敦  new MARCH  雑誌広告
佐藤 卓  「デザインの解剖」プロジェクト  ブック・エディトリアル
佐野研二郎  Tブー!S  映像
澤田泰廣  GRAPHIC PROJECT "TRIMMING"  ポスター
永井裕明  オシャベリ@美術館  ポスター
仲條正義  仲條のフジのヤマイ  ポスター
永田武史  文化服装学院  ポスター
野田 凪  a small square story  映像
服部一成  キユーピーハーフ  雑誌広告
松下 計  THE ドラえもん展  ポスター
山田英二  +ING  雑誌広告

第5回亀倉雄策賞選考経過
最終選考は02年12月9日、青山のTEPIAにおいて行われた。11名の選考委員が全候補作品にひととおり目を通し、一人3票づつを投じた。これにより、最終候補に上がった作品が、佐藤卓氏の「デザインの解剖プロジェクト」ブックデザイン、永井裕明氏の「オシャベリ@美術館」ポスター、仲條正義氏の「仲條正義展 仲條のフジのヤマイ」ポスターの上位3作品である。
ここで亀倉賞の選考規定に従い候補者である仲條氏は退席し、残る選考委員により討議が行われた。客観的かつ徹底的なデザインの解剖を試み、デザインの新たな見方を拓いた佐藤氏の展覧会とそれをまとめた書籍、電子的な光を感じさせる永井氏のポスターの新鮮な表現に対する評価の声が上がり、甲乙つけがたいものがあったが、最終的には満場一意で仲條氏の個展「仲條のフジのヤマイ」のためのポスターシリーズが選ばれた。
「摩訶不思議で良いのか悪いのかさえも分からないが、世界のどこを探しても無いような希少な表現」、「イタリア未来派やロシアアバンギャルドを感じさせながらも、全く新しい表現」と、異口同音ながら、その個性的な表現が高く評価された。

選考委員
JAGDA亀倉雄策賞運営委員
選考委員長◆永井一正
青葉益輝、サイトウマコト、佐藤晃一、仲條正義、松永真、福田繁雄、原研哉
ゲスト選考委員
柏木博、谷口吉生、早川良雄
 
その他内容は ART PARADISE ver.2 をご覧下さい
 

ページトップへ

登竜門トップ掲載・広告依頼主催をお考えの皆様へ
運営会社お問い合わせサイト利用規約個人情報保護方針

Copyright © 1997-2013 JDN Inc. All rights reserved.