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2025/10/01 10:00

【公募情報】賞金100万円!短編映画祭「SSFF & ASIA 2026」が作品を募集中。受賞のポイントとは? [PR]

【公募情報】賞金100万円!短編映画祭「SSFF & ASIA 2026」が作品を募集中。受賞のポイントとは?

アジア最大級の国際短編映画祭として知られる「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2026」のCinematic Tokyo部門が作品を募集している。締切は2026年1月31日。

「東京」を題材にしたショートフィルムを募集する同部門。東京で撮影された作品はもちろん、海外が舞台でも「東京」を感じさせるお店を描いたものや、思い出のなかの「東京」、イマジネーションや架空の「東京」など、幅広い作品が対象となる。ジャンル・制作年は不問で、東京都が提供する映像コンテンツ「東京映像素材集」なども利用可能だ。

優秀賞/東京都知事賞には賞金100万円が贈られるほか、作品は映画祭期間中オンラインで配信され、入選監督は映画祭のセレモニーへ招待される。

2025年度は全世界から197作品が集まった。本映画祭をサポートしている東京都の小池知事は、「洗練された都市環境や、江戸から続く歴史や文化など、東京のエネルギーそのものを多彩に表現してくださっている。国内外のクリエイターが東京の魅力を広く世界に発信している」と作品の数々を大絶賛。

別所哲也氏と小池都知事のポートレート

東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問する別所哲也

なかでも優秀賞を受賞したイタリア人監督ミケーレ・モッツォ(Michele Motzo)氏の作品『GAIJIN』について、SSFF & ASIA 代表を務める別所哲也は受賞のポイントを以下のように説明している。

「“外人”という言葉が日本にあることへの気付き、外国の方々から見た東京を映し出す姿、それが非常に美しい映像美で映し出されており、次にどういうシーンが来るのかの期待感などが評価された」

東京の美しさのみでなく、深い視点で描かれるドラマや表情、ショートフィルムならではの展開、また、観る人にとって新たな発見につながるといった点が、受賞へのポイントとなりそうだ。

『GAIJIN』ポスター、場面写真

『GAIJIN』監督:Michele Motzo(ミケーレ・モッツォ)、日本/0:18:30/エクスペリメンタル/2025 より、ポスターと場面写真

以下、ミケーレ・モッツォ監督の受賞コメント。

「この賞は、私の作品だけでなく、『GAIJIN』にインスピレーションを与えたすべての人間的、詩的、そして目に見えない断片にも光を当ててくださるものです。この映画の心臓部であるこの街で賞をいただけたことに、驚きと共に深く感動しています。私とチーム全員を代表して、私たちの歩む視線をこんなにも温かく受け入れてくださったことに、心より感謝いたします」

ミケーレ氏ポーレート

ミケーレ・モッツォ監督。1991年生まれ、イタリアの映画監督であり映像編集者

『GAIJIN』は2025年10月に開催の秋の国際短編映画祭でも見ることができる。

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026【Cinematic Tokyo部門】
募集要項
https://compe.japandesign.ne.jp/shortshort-cinematic-tokyo-2026/
公式サイト
https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts/cinematic-tokyo
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