【お知らせ】登竜門に掲載のコンテストを分析した 「コンテスト白書 2025」を公開

コンテスト情報サイト「登竜門」に掲載された2024年の記事、読者アンケート、サイト訪問ユーザーの属性計測をもとにした、コンテストの統計資料「コンテスト白書2025」を公開しました。2020年、2022年に続く第3弾の公開となります。
今回発表した「コンテスト白書2025」は、2024年1月1日から12月31日の間に「登竜門」に掲載したコンテスト情報(2,696件)および読者調査(回答数639件)、サイト訪問ユーザーの属性を集計し分析したもので、コンテストの「今」を体系的に表す資料です。
前回、withコロナの新しい生活様式が定着してきた2021年のコンテスト情報をまとめていましたが、今回は、生成AIの進化や社会情勢の変化など社会や技術が大きく動いた2024年のコンテスト情報をまとめました。
コンテストを知ることは時代を映すひとつの情報としても捉えることができます。ぜひフォームよりダウンロードをお申し込みの上、ご覧ください。
『コンテスト白書2022』の主なトピックス
副賞の最高賞金額は1,200万円
副賞として賞金を設定しているコンテストでは、賞金の価格帯は10〜50万円が最多で全体の16%。最高賞金額は、老舗文芸コンテスト「第24回『このミステリーがすごい!』大賞」の1,200万円。また、1,000万円のコンテストが6件あり、うち3件は国の研究機関が主導する新規事業の募集だった。なお、賞金ではなく賞品を設定している企画が約52%だった。
応募作品の受付方法、オンライン受付は増加傾向
今回の新トピックとして、応募作品の受付方法の変化を調査した。トラディショナルな受付方法である、作品原本を郵送・持参するのみの企画は3.6ポイント減少。郵送・オンラインでの応募受付を併用する企画も4ポイント減少した。
一方でオンラインに絞る企画が8.9ポイント上昇している。オンラインにすることで発送費用・受取の手間・作品保管コストを省くことができる。また、システム等を活用すれば、受付・集計・審査までデジタル上で完結できる点も魅力だ。
コンテストの応募理由は、「趣味・いきがい・気分転換・腕試し」が首位に
コンテストの応募理由(複数回答)は「趣味・いきがい・気分転換・腕試し」が首位に上がっており、「賞金・賞品を得るため」が次点となった。コンテストへの応募が参加者の心理面、物質面ともに暮らしの豊かさにつながっていることが見受けられる。
コンテスト応募時に重視することは「賞の内容(賞金など)」
応募作品の詳細や賞金などの「賞の内容」が最も重視されていることがわかった。次いで「提出までの期間」「制作の難易度」で、スケジュールや難易度、分野など具体的な項目も応募者にとって重要な項目となった。
コンテスト白書 2025 ダウンロード申込フォーム
https://w.japandesign.ne.jp/form/contestguide
主催者向けサイト『Contest iroha -コンテスト相談所-』
https://compe.japandesign.ne.jp/contest-iroha/
【プレスリリース】JDN、2,500件以上のコンテストを分析した『コンテスト白書2025』を公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000021857.html