コクヨ株式会社が、プロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2025」において、学生の応募を対象とした「NEW GENERATION賞」10点を決定し、2025年2月19日に表彰式をおこなった。

今回で22回目を迎える同アワード。毎回世相を反映するテーマで作品を募集し、優れたプロダクトデザインを選定するのみならず、グランプリおよび優秀賞については、受賞者とコクヨ開発者の共創で製品化をおこなってきた。

「NEW GENERATION賞」は、前回コクヨデザインアワード2024から新設された新しい賞で、全応募作品のうち学生の作品を対象に、製品化を前提とせず、アイディアや着眼点に魅力がある作品を選定した賞。次世代を担う若い世代の次なる挑戦を後押しすることを目的としている。

選定の基準は、コクヨが掲げるパーパス「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」にちなんで、ワクワクできる要素があることと、未来を感じる提案であること。審査会では、職種の垣根を超えてコクヨグループ社員が各作品について意見を交わし、その結果選定された10作品の受賞者には、表彰式でトロフィーと賞金3万円が贈呈された。

■ NEW GENERATION賞　受賞10作品
「風の回り方」一條遥貴
「Juicy Fruits」Chen Cheng、Wang Chao
「時差恋」Jiang Xiaowen、Zhou Yitong
「拭くための画材」SINCE 2001（平井大心、永島勘成）
「わかる傘立て」日野隼輔
「ちそうのごちそう」岩谷真希
「prot note」watage（栗田優来、田中奏衣、野間咲里、川口菜穂）
「光プランナー」XGL（高榕、謝敏、劉羽双）
「氷水」山田桃子
「はとぽっぽカッター」重山和香

公式サイト
https://www.kokuyo.co.jp/award/archive/prizepast/2025/ng/

初出：デザイン情報サイト「JDN」
https://www.japandesign.ne.jp/news/2025/03/80708/