結果発表
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024
ショートショート実行委員会
2024/09/19 10:00
アジア最大級の国際短編映画祭として知られる「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2025 」のCinematic Tokyo部門が作品を募集中。受付は2025年1月31日まで。
多彩な「東京」の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集する本部門では、東京で撮影された作品に限らず、「東京」を感じさせるもの、思い出としての「東京」、イマジネーションされた「東京」も募集対象となる。
2024年度は、188本の応募作品の中から俵海太監督の『東京流星群』が優秀賞に選出された。秒速30万kmという速さで進む「光」をモチーフに、主人公たちの過去、現在、未来を「光」がつなぐ展開で、東京という街を星々になぞらえた作品だ。
俵監督は、「攻めた表現でも受け入れてもらえるのが、ショートフィルムの醍醐味。心象風景として、回想シーンを舞台で表現した事が、新しい試みだった」とコメント。作中では、主人公たちが願いをかける星々の光と、未来の二人が重なり合う時間を、舞台照明、高速道路の街灯、東京の空撮などで表現している。
また、俵監督は「SSFF & ASIAは国内外で知名度が高く、映画制作を続ける上で、今回の受賞は大きなターニングポイントとなりました」と語った。
「SSFF & ASIA 2025」Cinematic Tokyo部門にノミネートされると、2025年6月に開催予定の映画祭で上映され、優秀賞/東京都知事賞には賞金100万円が贈られる。
2024年度受賞の『東京流星群』は10月に開催の秋の国際短編映画祭でも見ることができる。