ニュース
【イベント】キヤノンが、新人写真家の登竜門「写真新世紀」の30周年記念展を10月から11月にかけて東京2会場で開催
2022/09/07 10:15
キヤノンが主催する「写真新世紀」の2021年度(第44回公募)の募集が、3月17日に開始される。なお、30周年の節目となる今年度をもって、最後の公募となることが発表された。
「写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援」を目的とした文化支援プロジェクトとして1991年にスタートした「写真新世紀」。写真の持っている可能性を引き出す創作活動を奨励し、受賞作品展の開催や受賞作品集の制作、Webサイトでの情報発信など受賞者の育成・支援活動を行ってきた。これまでの応募者総数は33,359名(組)に上り、国内外で活躍する写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されている。
30周年という節目に本公募を終了することについて、公式サイトには、「インターネットやSNSといった情報発信における技術革新が進み、個人が自由に情報を発信し、制作・表現の場が多様化し、グローバルに広がったという社会的背景」が理由として記されている。
今回の公募は3月17日から5月31日まで行われ、6月に開催する「優秀賞選出審査会」にて優秀賞7名(組)と佳作14名(組)が選出される。その後、11月に行う「グランプリ選出公開審査会」で優秀賞受賞者の中からグランプリ1名(組)を選出。グランプリ受賞者には、奨励金100万円と副賞のキヤノン製品のほか、特典として2022年における個展開催の権利などが授与される。
応募手順など詳しい情報は3月17日に公式サイトにて掲載予定。
公式ホームページ
https://global.canon/ja/newcosmos/index.html
初出:デザイン情報サイト[JDN]
https://www.japandesign.ne.jp/news/2021/02/58016/