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2020/01/29 10:00

【イベント】「FACE展 2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展」2月15日から開催

FACE展 2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展 優秀賞受賞作品優秀賞受賞作品4点 左上:齋藤詩織《女狩人のごちそう》左下:松浦清晴《身体記》右上:小俣花名《朝ご飯》右下:大槻和浩《明日を見つめて》

東京・新宿にある損保ジャパン日本興亜美術館で「FACE展 2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展」が開催される。期間は2月15日から3月15日まで。同美術館移転前の最後の展覧会となる。

同展覧会は「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を公募する中、新進作家の動向を反映する公募コンクールとして定着しつつある。8回目を迎える今回は全国から875点の応募応募があり、71点の入選作品(うち受賞作品9点)が発表された。

グランプリに該当する作品はなかったが、大槻和浩さんの《明日を見つめて》、齋藤詩織さんの《女狩人のごちそう》、松浦清晴さんの《身体記》、小俣花名さんの《朝ご飯》の4作品が優秀賞を受賞した。審査は、堀元彰さん(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)、野口玲一さん(三菱一号館美術館学芸員)、山村仁志さん(東京都美術館学芸担当課長)、椿玲子さん(森美術館キュレーター)、中島隆太さん(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館館館長)が務めた。

主催者は今年の傾向について「不確かな社会情勢の中、創作活動には困難を伴いますが、昨年同様に時代の感覚を捉えた、きらりと輝くものが数多くありました。油彩、アクリル、水彩、岩絵具、版画、染色、ミクストメディアなど技法やモチーフは多岐にわたりますが、見る者の心に潤いと感動をもたらしてくれることは共通しています」とコメントしている。

なお同館は5月に移転を控えているため、本展覧会では「さよなら42階 お客様感謝企画」が開催。大学生の観覧料が無料となるうえ、2月29日、3月1日はすべての方が観覧料無料だ。

会期中には観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出が行われることになっている。魂を揺さぶる作品を探し、一票を投じてみてはいかがだろうか。

イベント概要

●会期
2月15日(土)~3月1日(日)
休館日:月曜日(ただし2月24日は開館、翌25日も開館)

●時間
10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)

●会場
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
(新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階)

●観覧料
600円(大学生以下は無料) 
※2月29日(土)、3月1日(日)は観覧料無料

公式ホームページ
https://www.sjnk-museum.org/program/expect/6138.html

※新型コロナウイルスの影響を鑑み、FACE展2020の会期が変更となりました(2020/2/28 登竜門編集部)

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