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2019/09/27 10:00

【公募情報】賞金1000万円!「ゆくはしビエンナーレ2021」が彫刻作品を募集

【公募情報】賞金1000万円!「ゆくはしビエンナーレ2021」が彫刻作品を募集ゆくはしビエンナーレ2021公式ホームページより(https://yukuhashi-biennale.jp/) 今回のテーマ人物、末松謙澄がデザインされたヴィジュアルだ

福岡県行橋市は第3回目となる「ゆくはし国際公募彫刻展 ゆくはしビエンナーレ2021」の開催と、彫刻作品の募集要項を発表した。

同市は福岡県北東部、瀬戸内海に面した中核都市。彫刻を核としたまちづくりを目指して同展を開催しており、世界に向けて公募した彫刻作品の中から最優秀作品を公共施設に設置することで、多くの人がアートと触れ合う機会を設けている。大賞賞金1000万円が驚きだ。

応募対象となる作品は具象彫刻(人物や身近な動物など具体物)のみ。さらに今回は、募集テーマを「明治のインフルエンサー 末松謙澄」と、実在した人物に設定している。

末松謙澄とは江戸末期に同市で生まれ育ち、明治期にかけて国際社会で日本文化を発信した人物で、2020年に没後100年を迎える。政治分野での活躍に加え、日本で初めて源氏物語の英訳をしたことをはじめ、芸術・文化分野でも日本の発信に貢献した。この人物を、新たな視点と豊かな創造性をもって造形化する作品を募集する。

編集部も驚く賞金額には、同市の「アートを通じて人と人とのつながりや心豊かに生きる力を育み、さらにはわがまち行橋を世界に発信していく」という思いが込められている。ぜひこの熱い思いにこたえる作品を応募してほしい。

募集概要

●応募期間
2019年12月1日~2020年3月31日

●賞
大賞(1点) 賞金1000万円
市民賞(1点) 賞金20万円
入賞(5点以内) 賞金10万円
子ども大賞(1点) トロフィー

●募集内容
テーマに沿った具象彫刻
※素材はブロンズとする
※サイズは等身大とする
【テーマ】
公共施設に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物「明治のインフルエンサー 末松謙澄」

●審査員
後小路雅弘(九州大学大学院教授)
峯田敏郎(彫刻家、上越教育大学名誉教授)
鈴木重好(エディター、元講談社インターナショナル株式会社 美術編集者)
棚田康司(彫刻家)
田中 純(行橋市長)
【特別審査員】
奥村信之(第1回ゆくはし公募彫刻展 大賞受賞者)

公式ホームページ
https://yukuhashi-biennale.jp/