TOKYO MIDTOWN AWARD 2024 アートコンペ
協力:合同会社生活と表現
3月29日、東京ミッドタウンが開催したパブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」でグランプリを受賞した、石山和広さんの作品『絵画からはなれて[磊](らい)』がミッドタウン・タワーB1に設置され、披露された。
同コンペは、東京ミッドタウンが毎年開催しているコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD」10回目の開催を記念し、アートコンペの過去受賞者51組を対象に行われた特別コンペ。東京ミッドタウンではこれまで「ハイブリッド・ガーデン」をテーマに19点のパブリック・アート作品が設置されており、同コンペで20点目となるパブリック・アートを募集した。
栄えあるグランプリに輝き、今回新設された作品について、作者の石山さんは次のように紹介している。
本作品は、日本庭園の「石」を山によって表現したものです。「石」は日本庭園には欠かせないものですが、「石」とは山のメタファーであると作家は考えます。本作品は隅々まで精緻にフォーカスが当てられており、実際の山を肉眼で見ることとは異なる視覚体験を提供します。「写真」を超越した作品を経験していただけることを期待します。
320×320cmという迫力あるサイズの作品は、きっと行き交う人々が足を止めることだろう。また、デザイン情報サイト「JDN」では石山さんのインタビューを公開している。作品と合わせてご覧いただきたい。
見てくれる人がいることで、できた後にも作品は変化していく。「The Best of the Best TMA Art Awards」グランプリ受賞者・石山和広インタビュー(デザイン情報サイト[JDN])
https://www.japandesign.ne.jp/interview/tokyomidtown-kazuhiro-ishiyama/