【公募情報】第28回 UBEビエンナーレに新部門が誕生!「AIR部門」「プロポーザル部門」とは?
http://ubebiennale.com/
2019年に山口県宇部市で開催予定の野外彫刻コンクール「第28回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」は、現在参加アーティストを募集中。今回から新部門が2つ創設された。
新たに誕生したのは、「AIR(アーティスト イン レジデンス)部門」と「プロポーザル部門」。応募締切は、AIR部門が6月20日、プロポーザル部門が8月31日だ(どちらも応募書類必着)。
公式ホームページによると、AIR部門は今後の活躍が期待される若手から国内外で注目される優れたアーティストを対象とし、滞在制作および成果発表の支援を行う。また、宇部市民とさまざまな交流の場を設け、アーティストや芸術に関わる人材を育成しながら、同市がめざす「アートによるまちづくり」を進めていくとのこと。
一方プロポーザル部門は、創立100周年の高校を設置場所として指定し、最適な野外彫刻作品を募集。宇部の歴史や環境を読み解いた場所性を重視する表現から、市民がより親しみを持つ彫刻作品が生み出されること、また、常に革新的な表現を求めてきたUBEビエンナーレの歴史に、新たな潮流をもたらすことを期待しているとのことだ。
同展は日本で最も古い野外彫刻展だ。1961年にはじまり、名称を変えながらも半世紀以上にわたり宇部市民に愛され続いている。築き上げてきた野外彫刻コレクションは200点にもおよび、21世紀に入ってからは海外作品も積極的に募集。多くの人を惹きつけ続けている展覧会に作品を残したいアーティストは、ぜひ応募してみてはいかがだろうか。
募集概要
アーティスト・イン・レジデンス部門
●募集内容
3つのアーティスト・イン・レジデンスのプログラムへの参加アーティスト
【プログラム】
室内インスタレーション+ワークショップ型(こどもビエンナーレ)
プロジェクト型(中心市街地)
屋外インスタレーション+ワークショップ型(中山間地域)
●応募締切
2018年6月20日(水)応募書類必着
プロポーザル部門
●募集内容
山口県立宇部高等学校創立100周年を記念するモニュメンタルな作品プラン
●賞
創立100周年記念宇部高かたばみ賞 300万円
※作品制作に係るすべての費用及び運搬費、旅費を含む
●応募締切
2018年7月20日(金)参加申込書(メール)必着、8月31日(金)応募書類必着
公式ホームページ
http://ubebiennale.com/
関連記事:「半世紀以上にわたって市民に愛され、日本の彫刻界をリードする『UBEビエンナーレ』」(デザイン情報サイト JDN 2017年夏公開)
https://www.japandesign.ne.jp/report/summer-2017-ubebiennal/