【結果発表】発達障害の子どもを支援するアプリ「こえキャッチ」が「2018 Google Play アワード」にノミネート
株式会社LITALICOが配信する、声の大きさのコントロールを楽しく学ぶゲームアプリ「こえキャッチ」が、「2018 Google Play アワード」のBest Accessibility Experience部門にノミネートされた。
同社は「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、障害者や子どもの支援・教育事業展開しており、2017年4月から発達障害の子どもを支援するスマートフォンアプリの配信をしている。「こえキャッチ」もその一つ。
「Google Play アワード」は、この1年間にリリースまたは大きなアップデートがあった全世界のアプリ・ゲームを対象とし、品質・技術力・革新性などの観点で最も優れた作品を9部門で表彰するアワード。Best Accessibility Experience部門は、特別なニーズのある方向けのアプリ・ゲームを対象にしている。同部門で他にノミネートされたタイトルは、視覚や聴覚など、身体障害のある方を対象としたアプリとなっており、発達障害のある方を対象としたアプリとしては、唯一のノミネートとなった。
「こえキャッチ」は、スマホやタブレットの音声入力機能を利用し、発達障害のある子が困難を抱えがちな「コミュニケーションに必要な『声の大きさ』のコントロール」を楽しく学べるゲームだ。
マイクに向かって声を出すと、カゴを持った動物たちが木から落ちてくるスイーツをキャッチ。指示される音量に合わせて声を出し、ゲームをクリアすることで、自分の声がどれくらい大きいか・小さいかという抽象的な概念を視覚的にとらえ、日常生活に適切な声の大きさを自然と理解することができる。
公式ホームページ
https://app.litalico.com/voicevolumecatcher/jp.html