2018/02/01 10:00

【公募情報】「Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募」2月1日開始　若手や個人にもチャンス広がる

東京都とアーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）は、2月1日から「Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募」の募集を開始した。締切は2月28日。

この公募は、国内外からの注目が最も集まるであろう2020年4月から半年間に東京で実施する文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の中核を担う事業を募るもの。2020年にあわせて人々の記憶に残る東京文化プログラムを創り上げ、2020年を超えて東京がよりクリエイティブな文化都市へとステップアップしていくことを目指す。

募集する企画は、インパクトがあり、あらゆる人々が参加でき、アートの可能性を広げる芸術創出企画。採択された事業は東京都とアーツカウンシル東京の主催事業となり、提案者を受託者として制作を委託する形で実現に向かう。

特筆すべきは、応募資格が個人／グループ・団体・法人／年齢不問なこと。現時点で運営体制が固まっていないような若手個人アーティストの企画にもチャンスが広がっている。個人の提案が採択された場合、事業の実施に向けて法人格を取得するか実行委員会を設立する必要があるものの、企画公募事務局が運営体制の整備を全面的にサポートする。

公募開始前に開催された説明会はほぼ満員で、注目度の高さがうかがえる。参加者も「これまでの助成金事業とは異なり、年齢を問わず多様なジャンルからの提案を幅広く受け入れてプロジェクトを作り上げる点に、価値を感じる」などとコメント。

世界から人が集まりスポーツの祭典に沸く2020年の東京。創造力とチャレンジ精神にあふれた文化プログラムを実現し、未来と繋がろう。