【レポート】アワードxクラウドファウンディング「ANA WonderFLY」発足一周年記念イベント
11月3日、ANAが運営する、アワードとクラウドファウンディングを組み合わせたプラットフォーム「WonderFLY」の発足一周年を記念したイベントが都内で行われた。
WonderFLY は、次の流れでアイデアをカタチにするANA独自の企画。
- あるテーマに対して、アイデアや技術を持った人がアイデアを応募、投票や審査で採否を決める「クリエィテイブアワード」を開催
- 採用されたアイデアをもとにプロトタイプを制作
- クラウドファウンディングによる資金調達
- 事業化・商品化を達成。商品化したアイデアにはANAが『量産・販売に向けたビジネスマッチング』や『流通支援』を可能な限り提供していく
昨年の11月3日に発足以来これまで、クリエィテイブアワードは4回実施された。毎回、最大100万円の賞金が設定されており、すでに4アイデアは商品化が決まっている。
3日に開催された記念イベントには、“チャレンジャー”と呼ばれるアイデア応募者を中心に、アイデアの支援・サポートを行う“サポーター”、ANAファン、ANA職員や関係者が集結。
会場で目を引いたのは、なんといっても受賞作の試作品だ。すでに目標額の資金を調達して商品化が決まった4製品、制作中あるいは資金調達中の試作品が展示。チャレンジャーたちが互いに交流したりANAファンへ説明したりと、盛況を呈した。商品化されるものがオンラインショップ「ANAショッピング A-style」で販売されることが発表され、会場が盛り上がる一幕も。
パネルトークも実施され、ANA HD デジタル・デザイン・ラボ チーフ・ディレクターの津田佳明氏、Slush Tokyo CEO の Antti Sonninen 氏、Peatix Japan ゼネラルマネージャーの藤田祐司氏、JDN/登竜門ブランドディレクターの山崎泰が登壇。「挑戦するなら今がチャンス」についてトークを繰り広げた。
現在、WonderFLY では多くの受賞アイデアがプロトタイプ制作を経てクラウドファンディングで資金を募集している。WonderFLY クラウドファンディングはクリエイティブアワード以外からも挑戦ができるため、一刻も早くアイデアを形にしたいクリエイターにもお勧めだ。
かつて2機のヘリコプターから事業を始め、いまでは次世代航空機や宇宙へとその翼を拡げつつあるANA。「挑戦する人の、翼になる。」というチャレンジ精神あふれるWonderFLYから、今後も目が離せない。
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