11月10日、「電柱採集フォトコンテスト」の受賞作が発表された。最優秀賞は、狭い通学路に電柱が乱立する危険な光景を写した一枚。

このコンテストは防災、安全・安心、景観といった観点から「無電柱化」の意識を高める目的で今年9月に開催され、「通行をじゃましている電柱」「風景をじゃましている電柱・電線」をテーマに写真を募集したもの。InstagramやTwitterからの応募も可能で、2,784点の作品が集まった。

電柱電線が暮らしを邪魔する様子をとらえた写真が多数寄せられた一方、電柱や電線がアクセントとなった美しい風景写真も投稿され、話題となっていた。

主催の無電柱化民間プロジェクト実行委員会は公式ホームページで「普段は気に留めない電柱・電線に目を向けてもらう主旨で企画したコンテストだが、さまざまな反響があった。コンテストへの意見や、部門にとらわれない写真もいただくなど、日本の原風景として電柱・電線に愛着を持っている方々が予想以上にいることも分かった。貴重な意見と写真に改めて御礼申し上げます」などとコメントしている。

【結果発表】
●最優秀賞
路上おじゃま属（通行のじゃま）
投稿者：福田尚人さん
撮影地：滋賀県
コメント：狭い歩道内に電柱が乱立です。 通学路にも指定されていますが、とっても危険です。

ほか各賞は同フォトコンテスト特設ページへ
http://mudenchuka.jp/contest2017/