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2017/11/10 10:00

【結果発表】「目黒高架下」が「JCDデザインアワード2017」 銀賞を受賞 デザインは丹青社

丹青社公式ホームページ丹青社公式ホームページ https://www.tanseisha.co.jp/works/detail/59043
(ページ内写真撮影:ナカサ&パートナーズ、ピップス)

中目黒駅を起点とする約700mの高架下商業空間「中目黒高架下」が、「JCDデザインアワード2017」(主催:一般社団法人日本商環境デザイン協会)において銀賞を受賞した。デザインは空間づくり事業大手の丹青社による。

同アワードは環境デザイン業界で知名度の高い顕彰事業で、商環境を中心とする空間デザインの新たな価値と可能性が認められる作品に贈られる。1974年に公募形式ではじめられた。毎年その時代の空間デザインの価値と可能性を抽出しており、2003年から公募対象をアジア地域に拡げている。

「中目黒高架下」の開発コンセプトは「SHARE」。環境デザインコンセプトを「Roof Sharing」として、高架橋をひとつの屋根ととらえ、連続する軒先で「時間・空間・想いの共有(Share)を自然発生させる」ことを目指した。コンセプトの実現にあたり、従来の「高架下商業のあり方」を大きく変える試みとして、店舗の個性を最大限に尊重したレギュレーションの策定と、MD計画(店舗編集)に注力。中目黒独自の景観形成とタウンブランディングを意識することで、既存商店への相乗効果を狙っている。

丹青社で本事業を担当した中村耕一郎氏は、同社公式ホームページで「素晴らしい評価を頂き、大変うれしく思います。プランニング・MD計画・リーシング、商環境デザインの各担当者が、お互いのアイデアを尊重しながら、『中目黒らしい』新しいカタチの商店街を目指して、さらに発展させていこうとする。そんな刺激的なチームの力があったからこそ、クライアントの想いの実現、そして今回の受賞に結びついたのだと感じています。」とコメントしている。

空間事例 | 中目黒高架下(JDN)
https://www.japandesign.ne.jp/space/nakamegurokoukashita/

丹青社 お知らせ
https://www.tanseisha.co.jp/news/info/2017/post-22279

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