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【結果発表】ダイソンの国際デザイン・エンジニアリングアワード、国内最優秀賞は東京大学の学生に決定
2024/09/25 12:05
ジェームズダイソン財団は国際的エンジニアリングアワード「ジェームズダイソンアワード2017」にて、各国での国内審査を通過した約115作品のなかから国際TOP20を選出。日本から3作品が入賞した。
選ばれた日本作品は「SuKnee」「Cuboard」「Telewheelchair」の3点。試作品に至るまで何度もテストや検証を繰り返した過程も含めて高く評価され、国際TOP20となった。国際最終審査へと進む。
国際最終審査では、ダイソン創業者で最終審査員を務めるジェームズ・ダイソンが国際最優秀賞1作品と国際準優秀賞2作品を決定する。最終審査の結果発表は、10月26日(木)の予定だ。
日本から、次世代の若き才能が発掘されるか。最終審査の結果が楽しみでならない。
義足ユーザーであるメンバーのニーズに端を発したが、100名近い義足ユーザーや関係者からのヒアリングにより自然体に歩きたいなどのニーズを把握した上で、ロボット技術を活用した義足開発を行った。
長岡技術科学大学初の現役起業家である寺嶋氏率いる作品。彼自身が高等専門学校時代に開発したという「クローラベルト」を搭載している。5年という月日の中で、15個の試作品が製作された。
同じ大学のゼミで得意分野が異なる3名でチームを結成し、実際に、老人ホームに行って職員の方々の意見を集めた。初期段階では既存の電動車いすを使い、機能などを実装していきながら試作品の制作を行った。
ジェームスダイソンアワード2017 公式ホームページ
https://jamesdysonaward.org/ja/