タイヤ製造の世界的なリーダーであるミシュランは「ル・マン2030：勝利へのデザイン」をテーマに開催された自動車の国際デザインコンペ「2017ミシュラン・チャレンジ・デザイン」の入選作品を発表した。

「ミシュラン・チャレンジ・デザイン」は若いデザイナーを奨励・評価するために2001年より開催。大手自動車メーカーのデザインリーダーが審査員を務め、最も権威ある世界的なデザイン・コンペティションのひとつになっている。今回は耐久自動車レースの世界最高峰、ル・マン24時間レースのプロモーターであり主催者のフランス西部自動車クラブ（ACO）と共同で実施された。

応募作品数は世界80カ国、1600点以上。オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、インド、ポルトガル、ロシアなどの個人やデザイナー・チームの作品が入選した。1位から3位までの受賞者はミシュランのゲストとして北米国際オートショー（NAIAS）に招待される。加えて、ミシュランのデザイナーズ・レセプションで表彰・審査員との作品レビュー会に参加。また、各受賞チームと最終選考カテゴリーの全メンバーは、ミシュラン・チャレンジ・デザインの受賞者と審査員限定のオンラインコミュニティに招待されることとなっている。

【2017ミシュラン・チャレンジ・デザイン受賞作品】
1位：「Infiniti Le Mans 2030」：Tao Ni（中国、蕪湖）
2位：「Bentley 9 Plus Michelin Battery Slick」：Daniel Bacelar Pereira（ポルトガル、ヴィラ・レアル）
3位：「Cierzo C1」：Kurt Scanlan（カナダ、トロント）

【審査員】
Chris Chapman（ヒュンダイアメリカ・テクニカルセンター）
永島譲二（BMWグループ・デザイン）
Tom Peters（ゼネラルモーターズ）
Gilles Vidal（PSA・プジョー・シトロエン）
Craig Metros（フォード・モーター）
Bertrand Barre（グループ・ゼブラ）
Dave Marek（ホンダR&Dアメリカズ）
Richard Plavetich（日産デザインアメリカ）

http://www.michelin.co.jp/JP/ja/news/20161124.html