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2016/09/12 16:50

【結果速報】「第11回 ジェームズ ダイソン アワード 2016」の国内最優秀賞、審査通過の計5作品が発表

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一般財団法人ジェームズ ダイソン財団は2016年9月8日、財団が主催する国際エンジニアリングアワード「第11回 ジェームズ ダイソン アワード 2016」(以下、JDA)において、国内最優秀賞作品、ならびに国内審査通過作品の計5作品の決定を発表。JDAは、次世代のデザインエンジニアの支援・育成を目的に毎年開催されているアワードで、テーマである「問題解決をデザインする」アイデアを募集し、今年は世界22カ国にて同時開催した。

今年の国内最優秀賞は、プロダクトデザイナーの三枝友仁氏による作品「Communication Stick」に決定。国内審査通過5作品は、今後、参加22カ国で第一次審査を通過した作品群とともに第二次審査に進み、さらに選考された作品が、財団創設者ジェームズ ダイソンによる国際最終審査に進む。

第二次審査において、ダイソンのエンジニアにより選出される国際TOP20の結果発表が2016年9月29日に、国際最優秀賞と国際準優秀賞の結果発表は2016年10月27日に配信される。国際最優秀賞受賞者には、ジェームズ ダイソン アワード トロフィーと賞金約30,000ポンド(約407万円*)を、さらには受賞者が在籍または卒業した教育機関に寄付金約5,000ポンド(約68万円*)が贈られる。

JDAは、工業デザイン、プロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生ならびに卒業4年以内の卒業生を対象に、2016年2月18日~2016年7月19日に渡って作品募集を行い、今年は参加22カ国より過去最多の約1,000の作品が集まった。日本からは、高齢者社会、障害者、教育など、世界的にも注目されている様々なテーマに対する解決策として42作品の応募があり、国内審査では、デザインエンジニアの田川欣哉氏、およびフリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏の2名が審査員を務めた。

(注) *全て受賞時の為替相場に応じて換算。参考金額は2016年9月8日レート。


国内最優秀賞作品「Communication Stick」/プロダクトデザイナー 三枝 友仁

stick-JDA

介護施設生活において被介護者と介護スタッフをつなぐ新しい杖の提案。介護施設管理者へのヒヤリングから施設管理者が被介護者に外出を推奨するのが困難な理由として「迷子」と「転倒」の2つがあることに問題を感じ、被介護者外出時に介護者と常にコミュニケーションが取れる手段として「Communication Stick」を開発。


第2位「TasKi」/中央大学 理工学部精密機械工学科 助教 山田 泰之


腕を長時間あげたままにして行う果実等の収穫作業のサポートを目的とし、腕への必要最低限のアシスト力を提供する。腕への必要最低限のアシスト力で、ばねの力で腕の自重を相殺する道具。電池不要で、利用時間制限はない。


第3位「OTON GLASS」/株式会社OTON GLASS 代表取締役社長 島影 圭佑


文字を読むことが困難なディスレクシアの方や弱視の方を対象とした、読む行為をサポートするスマートグラス。これにより、視覚的な文字情報が音声に変換され、読み間違える前に事前に音声で確認することや、読み辛い文字を理解することができる。


第4位「Design for sound –Sound Microscope」/東京造形大学 造形学部デザイン学科 川島 直己


聴覚情報を聴覚情報として認識することを可能にする「音の顕微鏡」。可聴域外の音含む全ての音を人間が知覚できる音のためのデザイン提案。


第5位「color2vibs」/情報科学芸術大学院大学 メディア表現研究科 篠田 幸雄


視覚障害者が、触っているものの色調の違いを、指先に感じる振動の違いとして識別できるツール。

http://www.jamesdysonfoundation.jp/news/jda2016_nationalwinners_japan/

【関連情報】
https://compe.japandesign.ne.jp/jamesdyson-award-2016/

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