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2016/04/13 13:00

【公募情報】東京2020大会エンブレム最終候補4作品の意見を募集中

【公募情報】東京2020大会エンブレム最終候補4作品の意見を募集中

2015年9月に白紙撤回されたオリンピック・パラリンピック公式エンブレムの最終候補作品4点が公表された。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、4月17日まで公式ホームページやはがきで作品の意見を募集している。

最終候補の4点は2015年12月の応募締め切り後、応募要項等に照らした形式面のチェック、専門家によるデザイン面でのチェック、国内外の商標手続等が行われ、14,599の応募作品から絞り込まれたもの。

寄せられた意見を参考に議論し、最終的には21人の委員による多数決で1点を選出。4月25日に行われる組織委員会の理事会の承認を得て、新エンブレムを決定する。

【最終候補作品】
A:江戸時代に市松模様として広まったチェックのデザインが日本の伝統色・藍色であしらわれているのが特徴。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想など違いを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込めている。

B:選手の躍動と観客の喜びがつながってひとつの輪となり、世界に広がってゆく平和や調和の和を表現。アスリートの活躍が世界に与える感動を表す。世界の人々への敬意とおもてなしの心を伝える。

C:風神・雷神をモチーフに、ゴールテープを切る一瞬の躍動感や、「自己ベスト」を目指し、超えようとする選手たちの姿勢を描いたデザイン。雷神の太鼓を花火に、風神の風袋を虹にたとえ、平和、多様性、調和への思いを込めた。

D:「自己ベスト」を尽くすアスリートと、彼らをたたえる人々の晴れやかな表情。朝顔の種が芽を出し、蔓を伸ばして花を開き、再び実を結ぶ成長の過程が、大会への期待感や次世代への継承を示している。

https://tokyo2020.jp/jp/games/emblem/evaluation/

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