Tokyo Midtown Award 2009 デザインコンペ

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応募総数 : 1,677点(デザインコンペ: 1,322点、アートコンペ: 355点)

受賞作品数 : 13点(デザインコンペ:9点、アートコンペ:4点)

主催: 東京ミッドタウン

【一般の部】グランプリ

結果発表

作品名 : チョンマゲ羊羹
作者名 : 南 政宏

日本では、人に何かお願いする時に、「~してチョンマゲ。」と、言う。特に、茶目っ気たっぷりに言うのが、この言い回しの良い所である。そんなチョンマゲをモチーフに羊羹をデザインした。「チョンマゲは武士にとって命の次に大切なものである」などと言いながら、この羊羹を渡すと、なお良いであろう。お願いがある場合はさらに効果的である。そんな、ニッポンならではの手みやげなのである。こんな武士の羊羹を買ってチョンマゲ。

【一般の部】準グランプリ

結果発表

作品名 : 笹船DISH
作者名 : 塩士慈恵

日本料理の盛付けは、四季折々の草花をあしらう等、細部にまで手が施されています。世界の国々と比較しても極めて繊細で綺麗なため、日本旅行の際にその美しさに魅了された方も多いと思います。そこで、気軽に日本らしさを楽しめる「盛付けのアイテム」を考案しました。「笹船DISH」は、組み立て式の紙皿です。お好きなものを「笹船DISH」に盛付け日本らしさを楽しんでください。

【学生の部】グランプリ

結果発表

作品名 : TOKYO MAKER
作者名 : 大野恵利

TOKYO MAKERは、東京の風景を形作る建造物や名所をモチーフにした付箋です。旅行の際、訪れた土地の風景はとても印象に刻まれるものだと感じます。遠近的に見える景色と、書籍に挟んでいく付箋の仕組みが似ていることから、東京の街並みを付箋に落とし込みました。これを書籍に挟むことで、遠近感のある、自分だけのオリジナルの東京を作ることができます。

【学生の部】準グランプリ

結果発表

作品名 : EAT JAPAN Candy
作者名 : 田中千尋

日本全国47都道府県の名産や特産品を飴にしました。47種類の味があるので多人数で分け合い楽しみながら食べる事ができます。パッケージは、日の丸をイメージして紅白の2色を使用し、ちょっとしたお祝い事にも持って行く事ができるようなデザインにしました。会社の同僚や学校の友達、海外からのお客様などへのお土産として幅広く使う事ができます。

小山薫堂賞

結果発表

作品名 : セッタクロック

作者名 : 馬渕 晃

雪駄は日本特有の履物で見た目も美しく海外へのお土産としても人気があります。しかし、日本の気候や風土に合せて作られたモノなので文化の異なる海外で実際に使用するのは難しいのが現状です。セッタクロックは雪駄を文字盤、鼻緒を針とした掛け時計です。新たな機能を加えることで日本の文化を新しいカタチで楽しんでもらえるようにしました。友人、知人、そしてこれからも長い付き合いになりそうな人へ「一緒に歩んでいこう」という意味を込めて渡したいお土産です。

柴田文江賞

結果発表

作品名 : Tape Cutter(Ishigaki)

作者名 : 高木義明

石垣に見立てたテープカッターです。石垣の上部1/3ほどが蓋部分となっており、蓋をはずすとテープカッターが現れる構造になっています。テープホルダー部には、四季を表わすアイコン(春=桜、夏=竹、秋=菊、冬=雪)が、型抜きされています。テープを使うたびに四季がクルクル巡ってきます。さらにオプションで和歌や家紋を印刷したテープを使うことで、ギフトや手紙等に和テイストの演出が可能です。

内藤 廣賞

結果発表

作品名 : 蕎麦結

作者名 : 加藤寛之

木箱に包まれているのは、「蕎麦…の形をしたネクタイ」です。蕎麦は日本を代表する食べ物でもあり、「粋」を感じる食べ物でもあります。ビジネスシーンやカジュアルシーンの中に、ちょっとした「粋」を演出してみてはいかがでしょうか? 少しくらい、気取った日があってもいいものですよね。

原 研哉賞

結果発表

作品名 : 和柄あめ

作者名 : 高山真由美・伊藤裕平

日本には、多くの和柄があります。それらは、四季のうつろいの中で感じられる自然の姿を、日本人特有の感覚で形象化したものです。その形を、世界中の誰からも愛される「あめ」でつくりました。海外の方が自分の国に帰っても、日本の和柄を目と舌で味わってもらいながら、日本でのおもいでを思い返してくれたら、嬉しいです。

水野 学賞

結果発表

作品名 : マン額

作者名 : 鈴木貴子

日本の文化の一つになったマンガ。日本に来てくれた外国人の方々に、思い出の写真を帰国してからも楽しく飾ってもらえるよう、フォトフレームにマンガの背景(集中線、点描など)や吹き出しを施しました。旅先でのヒトやモノや食べ物との出会いは、緊張と感動の連続です。その感情の部分をこのフォトフレームで表現できたなら、それは単なる記念写真ではなく、旅のストーリーの一コマになると思いました。