募 集 終 了
応募作品数:54点(絵画部門)、72作品(写真部門)
入賞作品数:12点
主催:日本イーライリリー株式会社
写真部門 最優秀賞
赤岸みどり
主人の舌癌が分かったのは、結婚式の3週間前。小さくはあるものの悪性とのことで、すぐに手術を受けました。術後の経過もよく、予定通り結婚式を行うことができました。
私の強い希望で就職してからずっと通っていた川崎の教会での結婚式のため、山口から神奈川に来てくれました。うまく話すことができるか心配していましたが、主人は感謝の気持ちを結婚式後のスピーチとして参列してくださった方々に述べたのでした。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
絵画部門 最優秀賞
戸田泰生
私は55才で胃ガンになり手術、65才で前立腺ガンを発病し、現在も治療中である。
夢中でやってきた仕事を卒業し、やり残してきたことをやりたいと一念発起、油絵を始めた。
画材を求めて旅を重ねているうちに沖縄で「闘牛」に出会った。集落の人たちがボランティアで牛の世話をし、毎晩牛舎に集まり、小さなコミュニティをつくっている。この集いに参加するようになり、沖縄通いもあっという間に5年が過ぎた。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
写真部門 優秀賞
湯浅淑恵
この義母の住む家に嫁いで26年が過ぎた。
俗世間で言う、農家の本家である。年内行事の中でも、年の瀬に行なう餅つきは、多い時で、八升もの餅米を餅にした事もあった。我子供達も小さい頃は、良く手伝ったものだ。この行事に、今年も参加出来た。とは言うものの、体重は35Kgにまで減少し、ほとんど何も口から食べる事は、出来無い状態だった。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
渕上久男
2010年12月 貧血がひどく、総合病院内科で胃カメラの検査を受けました、ディスプレイに胃の中の異常が大きく写し出され、これは終(しま)えていると思い、早く切り取らねばと考えました。
若い頃は命が終わることに恐怖を感じいろいろと悩みましたが、今は不思議と早くガンを取り除き4月の桜の頃には元気になり写真を撮りに行きたいと、恐怖感より前向きの考えに自分でも不思議でした。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
絵画部門 優秀賞
上田季之
五十余年生きてきて、一つだけ解かった事がある。
それは必ず生きていれば朝が来るということ、
泣こうが、喚こうが朝が来る。
朝が来るのが嫌であったり、怯えたりする日がある。
夜が明けなければと思っているが、やがて完璧な朝になる。
一旦 明けてしまうと、心のスイッチが切り替わり(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
小野勝夫
たくさんの子供たちの前にいる3兄弟よ
この人たちのだれも知らないでしょう
ジージは みんな知っているよ
3月から仲間になっても、その子たちはいないよ
でも必ず会いにくるよ 発表会にはね
ねーねは ともだちつくるのうまいから
たくさんたくさんつくってあそんでね
10年前にこの会ができた。一人の女性が、立ちあげたもので、主に子供達がみんなでうたをうたっています。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
写真部門 入選
後藤和子
H23年5月3日 私 家事都合により単身(66才)での50年ぶりでの里帰り。さらに93才の母との生活が始まり2回目の正月迎えて、やれやれとホッとしたのもつかの間の喜び
H22年7月入院、そして手術(S字結腸、直腸ガン)後の再発にて検査、後入院、手術をひかえて がく然とするよゆう無く 母への介護は、ともすれば不安と落ち込みにも出くわすことあり、気が高ぶり(副作用)手足のシビレ、痛みに耐えての日々(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
近山理麻
岩登りが好きな私達夫婦は毎週末、国内のいろいろな岩場に出かけロッククライミングを楽しんでいました。でも、まさか健康だと思っていた私がガンだなんて。告知された時、ショックすぎて泣くことも出来なかったし、もう夫婦でクライミングは出来ないと落ち込む日が続きました。
よく「笑顔はがん細胞をやっつけるから笑顔がいいよ!」なんて言われますが、私はなかなか笑顔になれなかったです。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
横川和久
写真のモデルは、私が1年間のガン治療(悪性リンパ腫)を終えた後、担当することになった生徒です。校内の書き初め大会で、彼が知っている数少ない文字の中で書きたいと言ったのは、大好きな『ハリーポッター』でした。筆を持つと遊び半分となる彼も、このときばかりは真剣でした。
彼は、自分の気持ちを素直に外に出す人柄で、とても明るくユーモアがあります。その彼を私は「天才モデル」と呼び、行事や授業など機会があるごとに撮ってきました。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
絵画部門 入選
髙橋憲悦
三つに分かれた渓流が合流し、白い泡をたてて流れていることから「三乱(さみだれ)の流れ」と呼ばれ、奥入瀬渓流の名所の一つとなっています。観光客の集中する「石ヶ戸」の場所から数百メートル下流にあり、比較的静かに瀬音が林間に響き、心も安まる場所でもあるので、私はよくこの場所を選んで絵を描いていました。
この「三乱の流れ」の作品は、平成17年9月20日、この場所で描いたものです。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
原 宏
私は今年1月で満72歳となった。
現在、肝細胞癌の治療中である。
1ヶ月に1度の血液検査(60項目以上のチェック)と必要に応じて、CT、MRI、腹部エコーの検査を行っている。
この癌の発生初期は7年前、腹水と食道、胃壁の靜脈瘤であった。その1年後、貧血、C型肝硬変、糖尿病と進み、肝細胞癌に移行した。(・・・続きは公式サイトをご覧ください)
三田昌宏
ガンをリボンにたとえて春の澄みきった青空に向かって、自然の木の葉が散って行く様にリアルに表現してみました。色調は多色は使用せずブルー系のトーン調子に統一し、軽やかなやさしいメロディに乗って風の流れを描いてみました。抗ガン剤治療も終わり退院となりこれからは今までになかった新しい人生が始まり発見と楽しさを創り出し一日一日と毎日を有意義に大事に過ごす予定です。健康に気をつけて喜びをかみしめて妻への深い感謝しながら楽しみたい。
詳細は公式ホームページをご覧ください