LG Mobile Design Competition 2012

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  • 結果発表

応募作品数:
Idealistic部門 136点
Realistic部門 188点

入賞作品数:
10点

主催:
LG Electronics Japan株式会社

授賞式の様子

グランプリ

Touch

作品名 : Touch
作者名 : Andrea Ponti

指で映像・テクスチャー・キーボードを感じられるスマートフォン

本体を開くと下部のタッチパネルが、上部ディスプレーに表示している映像の形を読み取りパネルが3Dに変形する。このことにより、目の不自由な人たちでも今まで不可能だったスマートフォンを使用することが可能となる。生地のテクスチャーや物の形、地図の詳細などを指で感じることができる。現在のスマートフォンは、ボタンがなく触れるという感触がないものばかりで、目の不自由な人やお年寄りの使用が難しい形状となっている。指で感じられる3Dタッチパネルを備えることで、誰もが便利で使いやすいスマートフォンを提案する。

Realistic部門/ゴールド賞

jog

作品名 : jog
作者名 : 石花 啓樹

「ずらす」操作で使いやすい2層ディスプレイスマートフォン

トランプで下のカードを見るときに行う「ずらす」動作を取り入れた2層ディスプレイのスマートフォンです。片手で可能なこの直感的な動作は、タッチ操作とは異なった方向性を持つため差別化されたスイッチとなります。また、下部ディスプレイは通常はインジケーター、「ずらす」ことでメインディスプレイの視界を遮らずに操作するの為のサブディスプレイ/タッチパネルとなります。

Realistic部門/シルバー賞

snaphone

作品名 : snaphone
作者名 : 竹澤 葵

瞬時に素早く起動するスマートな形

多様なアプリによって様々な機能を持ち合わせるスマートフォンですが、それゆえ画面にはアイコンが立ち並び、使いたい機能を起動するのに手間取ってしまうことがあります。
「snaphone」はサブディスプレイを倒すことがスイッチとなり、使用頻度の多い通話機能やカメラ機能が瞬間的に立ち上がります。
それによりロック画面を解除→機能選択という行程が省かれ、スマートな起動が可能になります。

0×2=0(原点)

作品名 : 0×2=0(原点)
作者名 : 阿部 克彦

人の機能と同様にスマートフォンの原点は2画面では?

0×2=0(原点)
人はひとりで存在しない。
家族、友人、知人。。。
思考も同様ひとつではない。。。対局、類似、比較。。。
時には一つを際出させるためにもう一つをぼんやり例えたりもする。
人の行いの中で2つのレイヤーは重要だと思う。
この提案はそんな人の中にある潜在的感覚を形にしたものです。
話す、聞く。
触れる、見る。そして感じる。
人の手、足、耳、目。。。全てが2つの関係で成り立ってるように、
スマートフォンの原点もそうなのかもしれない。

Realistic部門/ブロンズ賞

THE PERFECT WHITE

作品名 : THE PERFECT WHITE
作者名 : 平賀 直武

白一色のスマートフォン

本体タッチスクリーンのガラス部分に、ブラインドガラスの技術を応用したガラスを使用し、スタンバイ状態では白色化してLCD画面が見えない状態になる。ボディ全体が完全な白色の、美しさを追求したスマートフォン。

smart folder phone

作品名 : smart folder phone
作者名 : 玉川 裕子

smart phone + Folder = smart folder phone

外観デザインをフォルダの形のデザインにして
使用者好みのアプリケーションをフォルダですぐ探して使うことができる
最もシンプルで使いやすい、スマートフォルダフォン

Idealistic部門/ゴールド賞

Lattice

作品名 : Lattice
作者名 : タカノ ジュン

伸縮性導体によるELとラチス構造を持った自由比率のスマートフォン

全てのプロダクトはその機能に応じた形態を与えられている。
だがスマートフォンはどうか。
高機能化・多用途化が進む中にあってもその形態は一定で、本来ならば異なるサイズ感・規格のものが単一のプロポーションに縛られてしまった。
Latticeはその束縛からスマートフォンを解き放つ。
必要な機能に、必要な形態。シンプルな答えが更なる革新へとつながる。

Idealistic部門/シルバー賞

Totem-O

作品名 : Totem-O
作者名 : ギオン シャベット、五十嵐 剛

家族的な強い連携のように超自然的な関係で結ばれたい

TOTEM-Oとはインターネットを介したコミュニティー生成に対し家族的な強い連携のように超自然的な関係で結ばれたいという願いを込めてデザインしました。常に革新的なデザインであり世にイノベーションを起こす未来の携帯端末とは、ARディスプレイスクリーン、オーバーヘッドプロジェクター、投影キーボードを持っているということです。更に携帯電話の未来は、物に寄って人間の動作が変わるように、「電話機(端末)を耳に当てないで使う」という概念に変わることです。その未来の一歩手前が、私たちが提供するTOTEM-Oです。

Idealistic部門/ブロンズ賞

Tip of Iceberg

作品名 : Tip of Iceberg
作者名 : 前川 光明

画面の枠をこえて使用するスマートフォン

スマートフォンはアプリを含めて多種多様な機能を使用する事ができる。しかし操作画面はひとつの枠に制限されている。この枠を取り払い状況に合わせたGUIを提示する事で今までにないユーザビリティを提供する。
Tip of Iceber(氷山の一角)というタイトルに一片のデバイスから広がる可能性を込め、そのシンボリックなコンセプトを形に具現化した。一体として表現された「端末と投影されたGUI」が指を操作の動線へと導く。

layer3

作品名 : layer3
作者名 : 松田 優

3枚のディスプレイパネルを重ねた、ノートのようなスマートフォン

3枚のとても薄いタッチパネルをノートのようにパラパラとめくりながら操作をするスマートフォン。各パネルに異なるアプリケーションを立ち上げ、それらを同時に操作することができ、複数のアプリケーション上で表示される多様な情報をシームレスに取り入れることができる。パラパラとパネルをめくるというアナログなアクションは、アプリケーション間の切り替えを直感的かつスムーズにする。