LG Mobile Design Competition 2011

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「LG Mobile Design Competition」は、スマートフォンをより便利に、幅広く活用するための様々な周辺機器のデザインを募集するコンペです。4度目を迎える今年は、昨年に引き続き「私の形態」をテーマとしつつ、「Realistic部門 : 2012~13年の商品化を目指す周辺機器」と「Idealistic部門 : 5年後を見据えた未来の周辺機器」の2部門で募集を行いました。
全応募作品から20点を選出する一次審査、モックアップとパネルによる最終審査を経て、受賞作11点が決定。今回はグランプリの該当作はなく、代わりにRealistic部門のゴールド賞が2点選出され、Idealistic部門と合わせて3点のゴールド賞受賞となりました。

入賞作品数:11点
主催:LG Electronics Japan Lab 株式会社

Realistic部門 ゴールド賞

Smart Care

作品名 : Smart Care
作者名 : 加藤 寛

スマートフォンで女性の健康管理をより身近で簡単にする。
基礎体温計測は女性の健康管理に有効です。 しかし、毎朝の計測及び計測した体温をノートやPC等に記録しなければならないため手間がかかります。 そこで就寝~起床時に枕元に置く事が多い基礎体温計とスマートフォンを連携させ、今まで手間のかかっていた女性の健康管理をより身近で簡単なモノにします。 ソフトは専用のアプリをダウンロードして使用します。

FINESTRA

作品名 : FINESTRA
作者名 : 江口海里

よりスマートに暮らす為のディスプレイクレードル。
ソーシャルネットワークでどこでも誰かとつながる時代において、スマートフォンは生活の軸となっていく事が想定されますが、家庭内にはPC環境があり、「機器の多重化」を生み出しています。 よりスマートに暮らす為に、スマートフォンを中心とした環境を家庭内に作り出すディスプレイクレードルです。 外でも家でも「ボーダーレスにつながっていたい」という想いをカタチにする理想的な周辺機器を提案します。

Idealisitc部門 ゴールド賞

Smart Bee

作品名 : Smart Bee
作者名 : 李 洪圭

手軽く面白く写真が撮れるflying cameraです。
Smart Beeは空に飛ぶ蜂と鳥の時点を間接的に感じることができる Toy Camera です。 手の平ほどの smart beeを空で飛ばして, スマートフォンソフトウェアで操ります。 透明な羽は手軽く方向の調節ができるようにします。 写真を撮る行為は思い出を残して共有することに価値があります。 より楽しく新しい方法で写真を撮るようにしてくれるカメラです。

Realistic部門 シルバー賞

窓にあるコンセント

作品名 : 窓にあるコンセント
作者名 : sono mocci

窓に貼り付けるコンセントボックス スマ-トフォンの予備電源。
窓に貼り付けるコンセントボックス、裏面は吸盤になっており、ソ-ラ-パネルを装備。 窓から入る光を本体に蔵した充電池に貯めることで予備電源として使用できる。 取り外しが可能で、持ち運びができモバイル型の予備バッテリ-となる。 -窓にあるコンセント-はエコロジ-に対する視覚的な遊びと、能動的なメッセ-ジとして機能する。

Idealisitc部門 シルバー賞

APEX

作品名 : APEX
作者名 : 平田昌大

クラウド化が進み「持ち運べるサーバー」として機能し始める携帯電話に求められるのは、あらゆる環境に応じたディスプレイの変化である。
携帯電話と連携している「APEX」はそれぞれがプロジェクターとして機能する、4つの頂点である。4点に囲まれた平面内に映しだされるスペースで全ての操作が可能となり、頂点を動かすことで、環境やシーンに応じたワークスペースを自在に創りだす。

交感の時間

作品名 : 交感の時間
作者名 : 李 洪圭

腹の中の赤ん坊と共感覚的に交感できるデザイン提案。
腹の中の赤ん坊が出るのを待つ時間は長いです。 赤ん坊を待ちながら赤ん坊のためのさまざまを準備するが、なかでも一番重要なことは交感です。 パパの声、ママの暖かい心を共感覚的に伝達して、また赤ん坊の反応と変化を感じながら共感することができるデザインです。 初めて超音波検査で会った赤ん坊の記憶を引き続くことができます。

Realistic部門 ブロンズ賞

arc

作品名 : arc
作者名 : 相田将明 國本将哉

スマートフォンでのスタイリッシュな通話を実現するレシーバー。
この製品はスマートフォンの受話器として機能する周辺機器である。 あらゆる機能を集約したスマートフォンから、「通話」という機能のみを取り出し一つの周辺機器として特化させることで、「通話」という行為に対して最もフォーカスした製品を提案できると考えた。 使用しない際の携帯性に配慮しつつ、通話という所作を最大限スタイリッシュに行うことのできるデザインを追求した。

speech balloon

作品名 : speech balloon
作者名 : 森 康太郎

パッと見るだけで携帯の状態を「ふきだし」で確認出来る。
風呂に入っているとき、寝ているとき、料理を作っているときなど、着信の有無がわからないときがある。そういうときパッと携帯の方を見るだけで状態が分かる様にしたい。 まるで携帯にマンガの「ふきだし」が付いているような姿で一目でメールや着信の有無が「ふきだし」の中に表示される。 携帯が台詞で教えてくれている様な姿に愛着を持ってもらいたい。

Idealisitc部門 ブロンズ賞

Locus-Pen

作品名 : Locus-Pen
作者名 : 澁谷仁志

描いて通話できる、スマートフォン用ペン型操作ツールの提案。
様々な機能が詰め込まれたスマートフォンは、今や携帯電話としての枠を超えた使用用途が求められています。そのため、操作性向上により今後更に画面サイズの拡大が必要になっていき、持ち歩くといったモバイル性との矛盾が起こるのではないかと考えました。 ペンのように身に付けれるLOCUS-PENは、描くという行為により、スマートフォンの操作に幅を広げるだけでなく、電話主体としても使用が可能なツールです。

Smart Touch

作品名 : Smart Touch
作者名 : 齋藤暢儀 橋場康人

人体通信技術を利用したボディタッチ式アドレス交換デバイス。
アプリケーションやコンテンツの充実とは裏腹に、スマートフォンはリアルな場面においてスマートにアドレスを交換することが難しいという問題を抱えている。 このデバイスは人体に微弱な電流を流しデータ通信を行う人体通信技術を利用し、人と人との肌の触れ合いを通じて一瞬でアドレスを交換することができる。 スマートフォンのハード上の問題を解決すると同時に、人とのリアルな出会いの場における“新しい体験”を提供する。

visios

作品名 : visios
作者名 : 根口昌明

スマホの充電とディスプレイ機能をもったランチョンマット。
我々を囲む今の生活環境において、電子デバイスは「電子機器」としての枠に囚われており、デジタルであるものとないものの境界が存在しています。 両者が境界を越えて溶け込み合えばその緊張はほどけ、より自然で無理のないライフスタイルにシフトするのではないでしょうか。 今回の作品は何気ない普段の食卓で使うランチョンマットがさりげなく電子デバイス化したら、という近未来的なビジョンを描いて提案させていただきました。