KOKUYO DESIGN AWARD 2008

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「コクヨデザインアワード」はユーザーならではの優れた商品デザインを幅広く一般から募集するもので、顧客起点でのモノづくりをより強化することを目的に、2002年にスタートして今年で7回目になります。今回のテーマは「炭素」です。紙や布、様々なプラスチック製品、木材、あるいはガスやガソリンなど炭素を含むものすべてを対象としており、柔軟で許容範囲の広いアイデアを募集しました。

応募作品数:1,240点
入賞作品数:9点
主催:コクヨ株式会社

優秀賞(※ グランプリは該当なし)

ガームテープ

作品名 : ガームテープ
作者名 : 三人一組

炭素は柔軟に構造を変化させる事で元素と元素とを自在に結びつける性質を持っています。ガームテープはその柔軟な構造を取り入れることで用途によって形を変化させることができるテープです。
より広い面積を貼れたり、形状に沿わせたり、弱く留めるだけにしたり・・・
それは新しい貼り方を触発させ、用途の幅を広げることができます。
そして、これからの私たちの生活、社会、環境の変化に合わせてこのテープもしなやかに形を変えていきます。

Magic Carbon

作品名 : Magic Carbon
作者名 : Se Xin

コンセプトの説明。 マジックカーボンは"マジックカーボン"磁気鉄の吸着特性に応じた設計である等、クリップ、ピンなどの小さなガジェットを磁化するために炭素の吸収機能に依存していた小さな容器です。体の磁石は、炭素集約のようなものです、それはピンなどの多くの要素を吸着することができる、クリップ、etc.Magicカーボンはカーボンで作られた小さな布を身に着けている小さな妖精のように思える。磁石は、吸収機能とマジックカーボンを賦与する為にマジックカーボンに隠されています。そのようなピン、クリップなどのように机の上に点在する小さな金属物品については、ほんの少しの金属物品を吸収することができるその後、机の上にマジックカーボンを入れた。マジックカーボンが連れ去られたときは、金属製の記事が消えていることがわかります。全体のプロセスは1伝統的なフォーク黒魔術のような性能のように思える。"一つの記事は魔法のように一つの場所から他の場所に移動されます。"伝統的に、私たちはしばしば、上部側の開放端を有する容器に小さな金属物品を置く。反対に、マジックカーボンの開放端は、底部にあります。あなたがアップする側からマジックカーボンに含まれるピンやクリップを見ることができないので、机のレイアウトは非常に調和していると良い秩序と生産コストに保存されます。私たちは、あなたは間違いなく多くの楽しみを持って、それがピンとクリップが相次いで"消えて"行ったときに黒コンテナの機能を味わうことができると信じている。

RED animal crayon

作品名 : RED animal crayon
作者名 : 南 政宏

日本でも近い将来、絶滅の恐れのある多くの動物がいます。それらの多くは人間のせいで住処を追われています。しかし、多くの人にはそのことの実感が乏しいものです。これは絶滅危惧動物の形を模したまっ黒なクレヨンです。これらの動物は、自身の形をすり減らすことで紙に描かれ、紙には絵が残ります。目の前でも動物が実際にいなくなるのが実感として感じられます。このクレヨンを通して子供たちに伝えましょう。

おれせん

作品名 : おれせん
作者名 : FREQUENCE

従来の付箋の欠点「剥がれやすさ」「痛みやすさ」を改善しインデックスツールとしての機能に特化した付箋です。
炭素の、ときにダイヤモンドをも生み出す強固な結合のように使用する人の要求と情報を確実に結びつける付箋です。

山中俊治賞

WOOD STICK

作品名 : WOOD STICK
作者名 : 坂田佐武郎

「number clip」
今回のテーマから興味を持った事は、炭素循環という食物連鎖に似たサイクルが、地球上に『実は』存在しており、私の生活ももちろんそのサイクルに含まれているのに、普段それを意識する事がほとんど無い。という事でした。
WOOD STICKは、鉛筆を使うとうまれるゴミの見え方をデザインしています。自分が日頃から出会う様々な物は、どこから来てどこへ行くのか、そのような物語を、ふと想像させる物になればと考えました。

佐藤オオキ賞

けずりん坊

作品名 : けずりん坊
作者名 : 江畑 潤

使い続けて短くなった鉛筆を、おじいちゃん鉛筆と呼んでいた子供の頃をヒントにけずりん坊は生まれました。 炭素というテーマから鉛筆が自然と思い浮かんだのも、書道の先生だった祖父の影響で小さな頃から鉛筆に慣れ親しんでいたからだと思います。

柴田文江賞

ONE COIN BAND

作品名 : ONE COIN BAND
作者名 : 川瀬隆智

「ONE COIN BAND」はコインサイズに小さくまとまる輪ゴムの提案です。
まとまるという輪ゴム本来の「伸縮」機能に、「吸盤」・「つまみ」という2つの機能を併せ持たせることで収納力と実用性を兼ね備えました。
素材の力を生かすことで、輪ゴムの多様な使い方を可能にした炭素のデザインです。

水野学賞

のびせん

作品名 : のびせん
作者名 : 久松広和

切り込みがあるので、貼って伸ばせる付箋です。
伸ばすと炭素構造のような模様になります。
これ1枚で、気になったページの気になった箇所を指し示せるので、直感的にわかります。

コクヨ賞

C_NOTE

作品名 : C_NOTE
作者名 : 高橋喜人

C_NOTEはカーボンファイバー製のクリップに2つ折のコピー用紙を挟むだけのシンプルなノートです。
プリンターを使って罫線を自分仕様にカスタマイズできます。
多種多様なノートをコピー用紙という均一な大量生産品に置き換え、製造過程等で発生するCO2を大幅に削減、使用後は簡単にリサイクルシステムに乗せる事ができます。