JAPAN LEATHER AWARD 2013

募 集 終 了

  • 工芸・ファッション・雑貨
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  • 結果発表

応募作品数:320点
結果発表:2013年12月

グランプリ(プロフェッショナル 婦人靴部門)

グランプリ(プロフェッショナル 婦人靴部門)

菅野光広(靴工房MAMMA)

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素材のボックスカーフは、素晴らしい革です。耐久性もあり、光にも強く靴にはとても相性が良い仕上げです。日本の、ボックスカーフを沢山の人に知ってもらえれば嬉しいです。靴は、手縫いで安定感のある底にしました。ベルトの金具部分は、普段、お客様からの希望が多い為、脱ぎ履きしやすいゴムをつけました。 靴の中は、履き心地を考えアーチをつけています。

プロフェッショナル 紳士靴部門

プロフェッショナル 紳士靴部門

藪崎大地(株式会社リーガルコーポレーション)

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型押コードバンのアッパーと伝統製法であるノルウィージャン・ウエルト製法を組み合わせ重厚感のあるブーツに仕立て上げました。 型押コードバンは手もみ加工を施し柔らかく、またアンライニング(裏無し)にすることで肌触りの良さを高めています。経年変化により風合いが出てくるアッパーや底材は、履き込むごとに愛着がわきユーザーのスタンダードとなっていくことでしょう。

プロフェッショナル レディースバッグ部門

プロフェッショナル レディースバッグ部門

佐藤智子(sa・to・chi)

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横長で深さを浅くして、使い易くしました。ぽってりしてて、チャーミングです。ジーンズでもワンピースでも服装を選ばずお持ち頂けて、色の展開で、幅広い年齢の方々に、受け入れて頂けると思います。

プロフェッショナル メンズバッグ部門

プロフェッショナル メンズバッグ部門

中野義夫(UNITE)

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20代後半から40代までの男性をターゲットに製作しました。コメントは「革鞄だって軽い!」です。 革の産地、姫路でなめされた馬革と牛革を使用し、シンプルな作り、シンプルなデザインに仕上げました。 鞄本体の口元をくるくる巻き、ドイツホックで開閉する作りなので使用する度に馬革の柔らかくしなやかな肌触りが楽しめます。 また、各パーツで使用している牛革もオイルをしっかり含んでいますので経年変化を楽しめます。

プロフェッショナル ファッション雑貨部門

プロフェッショナル ファッション雑貨部門

濱野大輔(ハマノ製靴所)

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立ちっぱなしで疲れる、足腰がつらいという方にこそ履いてほしいスリッパ。 整形靴技術に基づいたインソールが疲れを感じさせません。 敬遠されがちな水まわりでもエナメル革で簡単お手入れ、素足には抗菌・防臭機能のあるコルクで衛生的に。 素材を厳選し、修理のことまで考えて製作しました。 なんとなく履く、から、こだわって履く、へ。 安く履きつぶす、から、長く履きこんでいく、へ。 スリッパのスタンダードを変える一足です。

プロフェッショナル 生活雑貨部門

プロフェッショナル 生活雑貨部門

三澤則行(MISAWA & WORKSHOP)

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靴職人の作る革製テディベア「クリスピン」 小さな工房で毎日、こつこつと靴を作る生真面目な靴職人がいます。とある日曜日、その靴職人が、靴以外のものを作ってみたくなったのがきっかけです。上質な革、オーガニックコットン、アンティークの靴ボタンなどとっておき材料で、少しずつ、少しずつ、愛らしいテディベアが彼の手から作り出されたのでした。そしてその革製テディベアは靴職人の守護聖人の名前から取って、「クリスピン」と名付けられました。

プロフェッショナル 日本エコレザー部門

プロフェッショナル 日本エコレザー部門

安達翔平(有限会社アトリエ・SHOU)

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以前より、多くの人に子供の頃から「革」に親しんでもらいたいという思いがありました。その為には「赤ちゃんでも安心・安全であるもの」でなければと考え、今回の作品、エコレザーで作ったティッシュケースカバーの制作に至りました。赤ちゃんが触ってもなめても安全である上、実用性がありながら、部屋や車内のオブジェとしてのインテリア性も持たせた作品です。革は草加市でなめしたラム革を使い、革業界の発展にも繋がればという願いも込めました。 ティッシュは地味で自己主張はしないけれど、私達の生活に無くてはならない物。それが、体に優しく・使いやすく・お洒落に変身したら、これこそが「とびっきりのスタンダード」。

プロフェッショナル エキゾチックレザー部門

プロフェッショナル エキゾチックレザー部門

日根野 吉浩(株式会社 コムオンボ)

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皮革の王様と言われるクロコダイル革本来の革の良さをより多くの方に身近なところで知っていただきたい、感じていただきたいという思いから製作しました。 身近なもの、毎日使うもの・・・お財布です。 そのお財布をラウンドファスナーというスタンダードな型で表現し、シンプルでストレスのないお財布を目指し使いやすさを追求しました。 愛着のわくデザイン(丸腑と竹腑と呼ばれる特徴的な腑模様、肌ざわり)、仕様に仕上げております。また長年使用でき、使い込んでいくうちに経年美もお楽しみいただけます。 「A・SAYAKA」 A:最初、良い SAYAKA:清か、明か=さわやかなさま、はっきりしているさま <-「新しいスタートをさわやかに」 という思いを込めております。

アマチュア レディース部門

アマチュア レディース部門

森谷敦子

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伝統的な山葡萄のかごは、使い込むほどに艶が出て美しく育っていきます。そしてとても丈夫。 その性質は革とよく似ていると思い、山葡萄と同じ編み方で革のかごバッグを編みました。 革の色もなるべく近いものを選び、ともすれば山葡萄のかごと見間違えてしまうような、おもしろいバッグになりました。 よりしなやかで肌触りの良い仕上がりは革ならではだと思います。

アマチュア メンズ部門

アマチュア メンズ部門

森谷敦子

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スタンダードな形のダレスボストンを、とびっきりの鞄に仕上げるために細部まで丁寧に作りました。 見た目の美しさと使いごこちの良さを重視しました。

Web投票特別賞 ファッション雑貨部門

Web投票特別賞 ファッション雑貨部門

照下 稔(Bobby Art Leather)

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タイトル“Fu・Shi・Cho” Bobby Art Leatherなりのとびっきりのスタンダードは“大自然の恵みや資源を大切に使い切ること” ハギレとなった肌触りの良い鹿革を、再生のシンボルでもある不死鳥をモチーフに、身にまとうレザーアートとして再構築しました。 100年先も愛され続けてゆけるよう祈りを込めて・・・

審査員特別賞 メンズバッグ部門

審査員特別賞 メンズバッグ部門

佐藤直人(有限会社ナオトサトウ)

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テーマである『スタンダードでかつ肌ざわりと使いごこち』を念頭に置いた ブリーフケースです、1年以上開発に費やしたネオプレンレザー素材を使うことで柔らかくクッション性と軽量化に成功、ウェットスーツ専用縫製を多用、 裁断面を接着剤で張り合わせてジグザグ縫製し縫代も不必要、 両面表で裏地無しで従来のバッグよりもさらに軽量で、縫代のゴロツキもなく立体的なデザイン効果があります。元々温度をキープする素材なのでファスナーポケットは保冷効果も実現します。

審査員特別賞 紳士靴部門

審査員特別賞 紳士靴部門

猪山純史(大塚製靴株式会社)

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希少な、革一枚当たりの面積の小さいコードバンをハギの少ない一枚革のデザインで贅沢に使用。コードバン独特の光沢を十分に味わうためのプレーントウデザイン。明治時代から伝わる技術(出し縫いを12針/3cm間、手縫いのカンヌキ、踵の半二十縫い、市革形状、チャネルソール)を使用。ドレスなアッパー仕様でありながら、ソールを生地色にすることでカジュアルニも履けるスタイリングを提案。

審査員特別賞 生活雑貨部門

審査員特別賞 生活雑貨部門

ますだ じゃり(真心工房 革ノ花宗)

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どんなにコードレスな世の中になろうともすべてのコードが無くなる事はないのではないでしょうか。 様々な機器の充電器のコード、パソコンマウスのコード、デスクライトのコード、、、そんなデスク周りを癒してくれるのがこのコード犬。じゃまなコードを可愛くくわえて束ねてくれます。 ホック式で誰でも簡単にコードを束ねられ使う人を選ばないのでプレゼントにも人気です。 屈託の無い表情でいつもそこにいてくれる安心感と癒しで、トートバッグの持ち手を束ねるアイテムとしても使われています。

審査員特別賞 レディースバッグ部門

審査員特別賞 レディースバッグ部門

猪瀬新吾(株式会社猪瀬)

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高級感にポップさをプラスしたミニトートバッグ。 上質なソフトキップレザーの素材感を活かす為に、心材を使わず仕上げています。それにより、高級感あるディティールが出にくいという課題はハードな付属革を随所に使用する事で綺麗な立体感を表現しております。